4-�� 第1回オーディション ページ21
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【撮影現場: オーディション当日】
最初の稽古から、数日。
今日はいよいよオーディション。
朝からメンバーはオーディションの会場である広い部屋に集まって先生が来るまで練習をしていたが…、
突然先生が手を叩いて部屋の中に入ってきた。
澤田「おはようございます」
先生のもとへ集まるメンバーたち。
澤田「本日はオーディションで選ばれたお二人に、主役を努めて頂くということで、よろしくお願いします」
「「「お願いします」」」
澤田「では、始めていきましょう」
その言葉に場は一気に緊張感に包まれる。
渡辺『うわ〜始まった！』
福徳『これ緊張するんだよな』
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【樹×乃々華】
澤田「では、樹さんと乃々華さん。お願いします」
2人は椅子を2つ並べた。
乃々華が左側に座り、演技が始まる。
樹がしゃがみこみ、座る乃々華を見上げた。
樹「…1ヶ月に1回は会いに来るから」
乃々華は黙って樹を見つめている。
樹「乃々華に会って初めて感じたこと…、今伝えてもいい？」
乃々華「うん…」
樹はそのまま乃々華の隣に座った。
そして乃々華の肩を両手で掴み、顔を覗き込む。
樹「…愛してる」
乃々華「…」
樹「生まれて初めて言った」
距離は近いまま「こんな感情を教えてくれてありがとう」と囁く。そしてそのまま顔を近づけた。
乃々華は黙って頷いた。
樹は立ち上がって「…じゃあ」と言い、行ってしまおうとする。乃々華は少しだけその背中を見つめた後「じゃあねじゃなかった…！」と大きな声で叫んだ。
乃々華「じゃあねじゃなかった…」
乃々華は樹に駆け寄る。
樹「……ん？」
樹をじっと見つめてから乃々華は口を開いた。
乃々華「…私も、愛してる。…初めて言ったよ…この言葉。」
樹「…うん。」
乃々華「愛してるよ」
そして乃々華は樹の襟元を軽く掴んで背伸びをし、顔を近づけた。
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澤田「はい、ありがとうございました」
その言葉に樹と乃々華はホッとしたように笑った。
渡辺『ちょっといいんじゃない！？』
谷『キュンときますね』
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maru - 毎日更新楽しみにしてます！とりあえずドラマ1話でのキスの後に颯太くんも主人公ちゃんの候補に入れてもらえたのは自分がめっちゃ嬉しくなりました！（笑）実際のドラ恋のこいはるちゃんみたいに「キスしたらなんか違ったかも…」ってならなくてよかったです！！ (2020年1月17日 2時) (
レス) id: 7decf6ea59 (このIDを非表示/違反報告)
mikky(プロフ) - もう壱馬ゾッコンですね。ちゃんと演技しなきゃ。（笑） (2020年1月17日 1時) (レス) id: 27e731af2f (このIDを非表示/違反報告)
恋華 - 颯ちゃんのキスみて、夢主ちゃんがヤキモチ妬いてほしい！！ (2020年1月17日 1時) (レス) id: 7473c70032 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - そうたくんんん＾＾ (2020年1月16日 22時) (レス) id: 9e2e290c18 (このIDを非表示/違反報告)
りんな(プロフ) - かずまくんとの主演が見たい…けど一回目も主演だったから違うんだろうなぁ…って…樹くんmainのお話の時から主さんのお話だいすきで、更新楽しみに待ってます！ (2020年1月16日 21時) (レス) id: ee9f08be42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年1月10日 21時
