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【A×楓】
皆がワイワイと楽しくやっているときもずっと浮かない顔のAに声をかけたのは、楓だった。
楓「も〜…A今日ずーっと浮かない顔してるよ？大丈夫？」
A「…うん。」
楓「悩みすぎてるんじゃないの？」
A「…」
Aは慎や北人がいる方をちらりと見た。
A「…ね。なんか…」
楓「…Aの中で、もうこっちだなーっていうのはあるの？それとももう半々で決められない感じ？」
A「…決まりつつは…あるんだけど。」
楓「じゃあそれでいいじゃん。」
A「…でもやっぱり…まだ変わる可能性はある気がするから…」
楓「決まりつつはあるって、それはどのくらいの割合で？」
A「…8割くらい。」
横澤『8割！？』
Ami『じゃあもう…ほとんど決まってるんだ』
楓「残りの2割が分かんないって感じ？」
A「うん。というか、自分を好きでいてくれる人を拒絶するのが…怖いのかも。」
楓「まあね…あれはね。笑」
A「ずっとずっと好きでいてくれたから。」
楓「その人が？」
A「うん…」
楓「……え、どっち？」
A「…まだ、言えないよ…笑」
楓「秘密主義すぎる。笑」
A「確信がないから、なんとも言えないなぁ…」
楓「デート行ったら、はっきりするんじゃない？」
A「この人だ！って思える自信が欲しい。そうじゃないと…ずっと後悔しちゃうと思うから…」
楓「…そうだね。真剣に決めないとね」
A「…自分には絶対にもうこの人しかいないって…まだ思えないのかも。あの2人に対して…」
楓「…それ、壱馬くんが好きだった時はそう思えてたの？」
A「うーん…たぶん、壱馬くんのことは…本気で好きになる前にやめられたんだと思う。気持ちに…けりつけられたから…」
楓「…A今さ…ほんとに壱馬くんへの気持ちはないの？」
A「それはもう、ないよ。笑 この前のデートではっきりしたよ…それは。」
楓「…ほんとに？」
A「うん。もう終わったから」
Aはそう言って笑った。
楓「…そっか。ならいいけどね」
A「…決めなきゃいけないなぁ…」
Aはため息をついた。
その視線の先にいるのは…
横澤『ちょっと！誰よ！』
Ami『ww肝心なところは映さないw』
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月6日 18時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 北ちゃんを最後まで推し続けます！結末が楽しみです！ (2020年1月3日 17時) (レス) id: 69fcf052d2 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - どんな結末でも楽しみにしています^^ (2020年1月3日 17時) (レス) id: e9e566bdca (このIDを非表示/違反報告)
う - こりゃあオオカミやな (2020年1月3日 16時) (レス) id: 45eaedf54d (このIDを非表示/違反報告)
希 - 前までは慎くんと結ばれてほしいと思ってたけど今回のお話を読んで北人と結ばれてほしいと思いました。 (2020年1月3日 15時) (レス) id: 46a1fab191 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2019年12月28日 21時
