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花火大会が始まるまでの間、人混みから少し離れた所で休憩する2人。
A「…りんご飴とか…すごく久しぶり」
壱馬「お子さまやん」
A「美味しいんだよ？笑」
壱馬「あんま好きじゃない」
A「あ…そうなんだ。」
壱馬「たこ焼きとかの方が、お祭りではよく買ってたかな」
A「さすが関西人。笑」
壱馬「お祭りとかあんま来ない？」
A「あんまり行かないかも。人混み好きじゃないから笑」
壱馬「そうなん？じゃあ今日違う所行けばよかったな」
A「ううん、でも夏って感じで花火見るのは好き。」
壱馬「…浴衣似合ってる。」
A「ありがとうございます。笑 壱馬くんもすごく素敵です」
壱馬「浴衣は撮影とかで着る？浴衣の特集とかやるん？」
A「この前、慎くんとかとデートした時に着たよ。花火じゃなかったけど、浴衣着るのは好き。笑」
壱馬「あ〜…、なんか行ってたな」
A「前はね、金魚の柄のやつ着たんだけど、気合入りすぎて見えたような気がして。笑 今日は無難な柄にしたの」
横澤『Aちゃん…壱馬の顔1回も見てない』
松田『緊張してますね』
壱馬「…今日は、アトリエ行ってきたん？」
A「…ちょっとだけね。」
壱馬「俺だけやん、今日行ってないの」
A「そうだね。…ていうかさ、もうそろそろ場所取りしておこうよ」
壱馬「あー…、うん」
Aはそのまま立ち上がった。何も言わずに壱馬も立ち上がる。離れた手が繋がれることはなかった。
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ほどなくして、花火大会が始まる。
赤やオレンジや、カラフルで大輪の花火が次々と打ち上がり、見上げている人の顔を明るく照らしだした。
A「すっごーい…綺麗」
壱馬「な…」
A「…もう…夏終わっちゃうんだ」
壱馬「…急にどうしたん？笑」
壱馬が笑いながらそう聞くと、Aは真剣な顔で壱馬の顔を見つめた。
A「壱馬くん…」
壱馬「なに？」
A「どうして今日…私のこと、誘ったんですか？」
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月6日 18時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 北ちゃんを最後まで推し続けます！結末が楽しみです！ (2020年1月3日 17時) (レス) id: 69fcf052d2 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - どんな結末でも楽しみにしています^^ (2020年1月3日 17時) (レス) id: e9e566bdca (このIDを非表示/違反報告)
う - こりゃあオオカミやな (2020年1月3日 16時) (レス) id: 45eaedf54d (このIDを非表示/違反報告)
希 - 前までは慎くんと結ばれてほしいと思ってたけど今回のお話を読んで北人と結ばれてほしいと思いました。 (2020年1月3日 15時) (レス) id: 46a1fab191 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2019年12月28日 21時
