【番外編1】42-�� ページ35
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翔平は少し笑い、Aの額を指でぴんと弾いた。
翔平「…辛くなったら来いって言ったじゃん」
A「…うん…っ」
翔平「笑わせてやるって言ったろ」
A「…言った…」
翔平「俺はAが笑ってくれるだけで嬉しくなっちゃう単細胞バカだから」
Aは涙が残る瞳で翔平を見つめる。
A「…翔平もバカなら、じゃあ私たち同じだね」
翔平「そ、バカ2人だよ」
A「…なんかムカつく。笑」
翔平「は！？」
A「…でも…樹くんが言ってたことが、今理解できたかも。」
翔平「藤原樹？」
A「うん。笑 」
翔平「…なんて言ってた？」
A「翔平といるときが1番楽しくて、素だよねって」
翔平はふっと笑った。
翔平「…当たり前じゃん」
A「…ありがとう」
翔平「こっちこそ。」
A「…楽しかったよ」
翔平「俺も。」
Aは立ち上がった。
A「…ちょっと行ってきてもいい？」
翔平「どこに？笑」
A「話したい人がいる」
翔平は瞳を一瞬揺らしたが、すぐにうなずく。
翔平「…おう、行ってこいよ」
A「…ありがとう」
Aは軽く手を振って歩き始めたが、翔平が不意に声を出した。
翔平「…A！」
A「…何ー！？」
少し離れた距離から、Aも大声で返事する。
翔平「…ちゃんと幸せになれよ！」
Aは一瞬目を見開いて、でもすぐに笑顔で頷いた。
A「分かってる！」
翔平「…応援しとるから！」
A「ありがと！」
横澤『ねえ…ほんと翔平……(涙)』
飯豊『Aちゃんほんと、こう言ってくれる人に出会えて良かったですね』
Ami『うん…、これですごく救われたと思う』
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:
☆
ページ数の関係で
この後の健太・壱馬のシーンと
告白はカットします。
お察しの通り、
これは翔平エンドのパターンです！
私が最後まで迷っていた結末です！
この後、主人公は壱馬とも健太とも話しますが、
バチバチになっている2人ではなく
ただ一緒に楽しいことをして笑ってたいだけという翔平の言葉に心動かされて最後は逆転で翔平に告白に行くという結末です。
主人公は「誰が好きとか関係なしに翔平と笑ってたい」的なことを言って
翔平はオオカミじゃないので風船を渡して
「何俺のとこ来てんだよバーカ」と言いながらもめちゃめちゃ嬉しそうに笑うのでしょうね…(涙)
如何でしたでしょうか。
ぜひ翔平推しだった方は楽しんで下さいね(^^)
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雪(プロフ) - 完結本当におめでとうございます！もうずっと一途な壱馬くんに心臓ドキドキしぱっなしでした！蘭の花さんの文章力に尊敬でしかないです！今後も素晴らしい作品を期待してます！！ (2023年4月4日 23時) (
レス) id: a43bdecb77 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きです最高です北人君とRIKU君と壱馬君と翔吾君と樹君と慎君大好きです最高です完結おめでとうです (2020年9月24日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 一気見しました(^^;)脱落からのシンデレラタイムはもう号泣でした( ；；)私の中では健太だったので最後は衝撃でした(TT)なかなか自分の中で消化できず健太が忘れられません(笑)健太を選んだパターンも読みたいなと思いました。 (2020年9月5日 21時) (レス) id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - はじめまして。初めてコメントさせていただきます。蘭の花さんの作品大好きです！初めて読んだのが半年間のメランコリーでした。それからオオカミちゃんを読んで、オオカミちゃんの世界観から抜け出せず、数ヶ月経ちやっとオオカミくんを読みました。気付いたら朝で (2020年9月5日 21時) (レス) id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 完結おめでとうです最高でした (2020年7月22日 16時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年3月20日 18時
