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4人目の男子ーー…
…ーーー…健太
白雪が舞い狂う中、ゆっくりと歩いてきたのはーー…サヤカ。
真っ直ぐに歩いてくる。
そして…
横澤『Aちゃんは…？』
Ami『Aちゃん来ないの、？』
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【女子待機部屋では…】
璃、乃々華、晴美、そしてサヤカが出ていった部屋で
1人座るA。
何かを考え込んでいるのか、宙を見つめたまま泣きそうな顔でじっとしている。
Ami『健太に行かなくていいの…？』
飯豊『ここから立ち上がって行くんじゃないですか？』
しかし、Aはそのまま動かない。
横澤『え、え、え、…』
松田『うわどっちだ？』
.
【実は…】
【陸の太陽LINEデートの日…】
Aは壱馬の方へ足を踏み出しかけて、その視線がズレているのに気がつく。
後ろを振り向くと、健太がAの方に歩いてきているのが遠目に見えた。
Aは顔を強張らせたが、
それでももう一度壱馬の方を振り返って口を開きかける。
しかし…
A「え、…」
壱馬はくるりと踵を返して反対方向に歩いていくところだった。
横澤『待って何このドラマ…』
Ami『健太は？健太は…？』
Aは困惑したような表情で壱馬の後ろ姿を見ていたが、そこに健太が近づいてくる。
健太「…A」
A「…はい。」
健太「最後に話そう？」
A「……昨日…もう全部話したもん…」
健太は一瞬固まったが、すぐに続けた。
健太「…、俺が話したいことあるから。」
A「……うん」
健太「行こ。」
Aは困惑した表情を変えないまま健太についていく。
しかし何度か後ろを振り返っていた。
横澤『あー…こんな展開全く想像できなかった…、』
Ami『Aちゃんもう壱馬やん…』
飯豊『でもあんな告白されたらこうなりますよね』
場所を変えたAと健太は、陽射しがよく当たるベンチに座った。
穏やかな風が吹き抜けていく。
健太「…どう？一晩経って、気持ち変わんない？」
Aはしばらく何かを考えていたが
口を開く。
A「…私は…」
健太「…うん」
A「…信じるとか信じないとかじゃなくて…」
健太「…うん。」
A「…自分に遠回しじゃなく好きって言ってくれた人のところに行きたい」
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雪(プロフ) - 完結本当におめでとうございます！もうずっと一途な壱馬くんに心臓ドキドキしぱっなしでした！蘭の花さんの文章力に尊敬でしかないです！今後も素晴らしい作品を期待してます！！ (2023年4月4日 23時) (
レス) id: a43bdecb77 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きです最高です北人君とRIKU君と壱馬君と翔吾君と樹君と慎君大好きです最高です完結おめでとうです (2020年9月24日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 一気見しました(^^;)脱落からのシンデレラタイムはもう号泣でした( ；；)私の中では健太だったので最後は衝撃でした(TT)なかなか自分の中で消化できず健太が忘れられません(笑)健太を選んだパターンも読みたいなと思いました。 (2020年9月5日 21時) (レス) id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - はじめまして。初めてコメントさせていただきます。蘭の花さんの作品大好きです！初めて読んだのが半年間のメランコリーでした。それからオオカミちゃんを読んで、オオカミちゃんの世界観から抜け出せず、数ヶ月経ちやっとオオカミくんを読みました。気付いたら朝で (2020年9月5日 21時) (レス) id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 完結おめでとうです最高でした (2020年7月22日 16時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年3月20日 18時
