45-�� ページ11
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☆
1人目の男子ーー…
…ーーー…RIKU
横澤『いきなりー！？』
Ami『お願い！お願い！！』
雪がひらひらと散る中、璃が歩いてくる。
璃は風に巻き上げられる髪の毛をおさえながら、陸の前に立った。
璃「…陸さん。」
璃の物憂げな瞳が、陸を見上げた。
璃「最初から、本当に一番最初から私の中では陸さんだけでした。
一緒の時間を過ごしていくうちに、私にはない明るい部分とか、周りの人を盛り上げてくれる部分とか、そういうところにもっと惹かれていって
これからも、一緒にお話したり、歌ったり、たまにドライブとかも行きたいなって、笑
すごく思ってます。
オオカミじゃないって信じてます。お願いします…」
璃ははっきりとそう告げて
手を前に伸ばした。
びゅう、と強い風が吹く。
陸の風船を持った右手が動き、そっと璃の差し出した手に近づいていく。
そして
璃の伸ばした白い指先が風船に触れるほどの距離になって…
横澤『待って早くして…』
Ami『どっち？どっち？』
.
風船が璃の手の中に入り
璃は咄嗟に指先でそれをぐっと掴んだ。
璃「…え…、」
璃は掴んだ風船を見て、驚いた表情に。
そして…、
陸「オオカミじゃないよ〜！！！」
陸がぱかっと着ぐるみの頭をとった。
横澤『いやぁぁー！！！！』
Ami『嬉しいー！！！やったー！！』
松田『やばいやばい！』
璃「嘘…」
陸「待って待って、疑ってたの？！笑」
璃「疑ってないけど…」
璃はほっとしたのか両手で顔を覆ってしゃがみこんだ。
陸が慌てたように駆け寄り、視線を合わせる。
陸「信じて来てくれてありがとう」
璃「もう〜…よかった…！」
陸「嬉しかったよ！全部！笑」
璃「恥ずかしい…」
陸「僕ももっと一緒にいたいなって思うから。」
璃「…うん。笑」
陸「僕たち同じ気持ちだね？」
陸は白い歯を出してにっこりと笑った。
璃の手を取って立ち上がらせる。
璃「ありがとう…信じてよかった」
陸「こちらこそ。信じてくれてありがと！」
璃「嬉しい〜…！」
陸「僕も〜！」
2人は笑顔で少しハグをし、
それから顔を見合わせて笑った。
陸「じゃあ行きますか」
璃「はい。笑」
2人は白い雪の中、手を繋いでゆっくりと歩いていった…
RIKU♡璃 カップル成立！
横澤『嬉しいー！！！』
飯豊『お似合いすぎますね！！！』
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45-��→←45-�� 運命の告白…白雪の果て、全てを知って
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雪(プロフ) - 完結本当におめでとうございます！もうずっと一途な壱馬くんに心臓ドキドキしぱっなしでした！蘭の花さんの文章力に尊敬でしかないです！今後も素晴らしい作品を期待してます！！ (2023年4月4日 23時) (
レス) id: a43bdecb77 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きです最高です北人君とRIKU君と壱馬君と翔吾君と樹君と慎君大好きです最高です完結おめでとうです (2020年9月24日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 一気見しました(^^;)脱落からのシンデレラタイムはもう号泣でした( ；；)私の中では健太だったので最後は衝撃でした(TT)なかなか自分の中で消化できず健太が忘れられません(笑)健太を選んだパターンも読みたいなと思いました。 (2020年9月5日 21時) (レス) id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - はじめまして。初めてコメントさせていただきます。蘭の花さんの作品大好きです！初めて読んだのが半年間のメランコリーでした。それからオオカミちゃんを読んで、オオカミちゃんの世界観から抜け出せず、数ヶ月経ちやっとオオカミくんを読みました。気付いたら朝で (2020年9月5日 21時) (レス) id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 完結おめでとうです最高でした (2020年7月22日 16時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年3月20日 18時
