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【実は…】
【脱落発表の時…】
横澤『ねえ何？！健太なんて言ったの？！』
Ami『何ー？！』
まだ余韻が残る中、すすり泣く声や鼻をすする音なんかが辺りに響いていた。
健太は何もかも分かっていたような表情で1人ずつに声をかけ、ハグしていく。
そして、Aを残して壱馬だけになった。
健太は壱馬の前に立って、黙ったままの壱馬に向かって口を開いた。
壱馬「…」
健太「リーダー」
壱馬「…まじ…やめて下さいよ…戻ってきて下さい、絶対。」
健太「全然できないのに怒んないで教えてくれてありがと。笑 完成するまで一緒にやりたかった」
壱馬「絶対完成させて…復活させるんで、心配しないで下さい。まじで…」
健太「…うん。」
そして健太は壱馬を抱き寄せる。
他のメンバーと同じように。
しかし、健太は壱馬の耳に口を近づけた。
健太「壱馬さぁ…、俺が抜けたら、チャンスだって思っていいから。俺だったらそう思うし。笑」
壱馬ははっと息を呑んだが、健太は壱馬に言葉を挟む余地を与えなかった。
健太「まじで悔しいけど、壱馬にならAのこと頼める。…Aの中の俺と戦ってよ」
壱馬が今度こそ驚いて身体を離したときには、健太の視線はその隣のAに向いていた…
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Aは「嘘」と呟いて両手で顔を覆った。
壱馬「…黙ってられなくて。これ言ったらAは絶対にもっと辛くなるだろうし…でも、Aが健さんのためにこんなに頑張ってるから、言いたかった」
覆った両手の指の間から、ぽたぽたと涙がこぼれ落ちた。
壱馬「…泣かせてごめん。」
A「…ほんとに言ってる…？それ…」
壱馬「…うん。」
A「作り話…？」
壱馬「こんなん作らんし」
A「…壱馬くん…」
壱馬「…ほんまにごめん。…今からもっと嫌なこと言うけどいい？」
Aは顔から手を離して、壱馬が差し出したタオルで目頭をぬぐった。
A「…何ですか？」
壱馬「…弱みにつけ込むとかしたくないって言ったけど。…でも今40パーセントも入れてるんなら、もっとちゃんと頑張るから」
A「……」
壱馬「健太さんに言われた通りに俺は行く。…もう遠慮しない」
壱馬の真剣な瞳がAを射抜く。
涙にぬれた瞳を伏せ、Aは唇を噛んだ。
窓の外では、相変わらず
無機質な光を放ち続けるオリオン座が
アトリエを見守っていた。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年7月22日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
OREO(プロフ) - いつも楽しく見させていただいています！私は翔平くんと結ばれて欲しいです。最初からアピールして頑張ってるから翔平くんと結ばれて欲しいと思います！！ (2020年3月7日 19時) (レス) id: d615731826 (このIDを非表示/違反報告)
あいる - 壱馬くん！！ほんとにほんとに報われて欲しい (2020年3月7日 17時) (レス) id: e381e419a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - ずっと一途な壱馬くんと結ばれて欲しいです！ (2020年3月7日 17時) (レス) id: d8be877977 (このIDを非表示/違反報告)
あいか - 一途にずっと主人公を思っている壱馬くんと結ばれて欲しいです (2020年3月7日 17時) (レス) id: 9ef64abfed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年3月1日 19時
