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2人はその後、浅草寺から離れて縁結びの神社でお参りをした。
晴美は手を合わせてしばらく目を瞑ったままでいたので、先に瞳を開けた樹が晴美の横顔をじっと見つめる。
晴美が目を開けて、樹と目が合うと、「え…なに〜？笑」と焦ったように言った。
樹「長いこと、お願いしてるなって」
晴美「まあね〜…笑」
2人は歩きながら話す。
晴美「ねえ、招き猫。笑」
樹「いっぱいいる笑」
晴美「樹くん猫好きなんだよね？」
樹「…なんで知ってるの？」
晴美「え、言ってたじゃん！」
樹は思わず晴美の顔をまじまじと見つめた。
樹「………覚えてたんだ。」
晴美「うん。笑 意外とね〜」
樹「……」
樹は境内にいる招き猫の置物から目を離して、晴美を少しちらりと見、それから唇を割って口を開いた。
樹「…じゃあおみくじでもやりますか？」
晴美「え！おみくじできるの？」
樹「うん」
Ami『え〜〜おみくじ大事だよ！？』
飯豊『大事！』
2人は恋のおみくじを買った。
樹「あっ、大吉だ」
晴美「小吉〜〜…何て書いてある？」
樹「…自分の心のままに。素直な心に従って、正直になりましょう。そうすれば幸せが掴めるはずです」
晴美「すごく良くない？！幸せ掴めるって！！」
樹「…俺こういうの信じないタイプなんで笑」
晴美「え〜〜もったいない…」
樹「まあ、良いときだけ信じるかな。笑 晴美ちゃんは？」
晴美「…冒険に出ましょう。受け身のままではダメです。相手が自分を好いてくれるよう、努力をしましょう」
樹「なんか意味深ですね。笑 冒険に出るって…」
晴美はその言葉に黙り込んでしまった。
樹は晴美を促し、ベンチに2人並んで座った。
樹「今、気持ちはどんな感じ？」
晴美「気持ち…？笑」
樹「陸さんのことどう思ってる？」
晴美「…陸くんは…陸くんのことが気にならないと言ったらウソになるとは、思うよ…」
樹は静かに頷いた。
樹「…うん」
晴美「樹くんの気持ちは嬉しいし、今日も誘ってくれて、素直に嬉しいなって思ったけど…」
樹「…けど？」
晴美「うーん…。まだよく分かんないっていうのが本音…」
樹は「…そっか。」と絞り出すように呟いた。
晴美「女子は…オオカミが誰なのかっていうのもあるし…。」
樹「俺はオオカミじゃない。信じてくれる？」
晴美「…信じ…る」
晴美は目を伏せてそう小さな声で呟いた。
横澤『…そうだよね…』
Ami『晴美ちゃんも辛いのかな』
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年7月22日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - こんばんは！いきなりですが、今まだ見てる途中なんですが、この作品めちゃくちゃ最高です！めちゃ好きな作品です！ただそれだけなんですが(~_~;) (2020年2月24日 2時) (レス) id: 48eab865b8 (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - しょへちゃん〜、しょへちゃんとくっついてくれ〜（＾∇＾） (2020年2月22日 10時) (レス) id: 07b2836cd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかめん。(プロフ) - 夢主、壱馬くんと成立してほしすぎる願望です〜(＞＜) (2020年2月20日 22時) (レス) id: 5aeb336f57 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんこつ(プロフ) - 夢主の顔見れない相手気になりすぎます！！！！(><) (2020年2月20日 21時) (レス) id: a4462f2fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年2月14日 20時
