四十二匹目 ページ43
オルカの仕事は今日はお休みだから大丈夫だと思うけど、リーダーの不在続きはよくないのかな？
うーん、どうしようかなぁ。
そらる「ラブラブじゃん。俺も行きたい」←
うらた「可愛いAと俺が行きたいので嫌です」←
A「そらるさん、次のお仕事でお願いします！」
そらる「…Aちゃんに免じて今回は見逃そう！」
うらた「ウチの代行、チョロいな」←
いつもの服装じゃなくて、オシャレな服で出かける事になってお互い自室に戻って着替えてます。
チェック柄とかもいいけど、ちょっと大人な雰囲気のシンプルな服装にしよう！
スカートの下にタイツを履いてるから防寒対策ばっちりだし、手元にモコモコのファーの付いたアウターを着て待ち合わせ場所へ向かった。
A「ありゃ、早く着きすぎちゃった…寒っ」
A「はぁ…息白い。雪でも降るのかなぁ」
少ししてから、うらたさんが来てくれた頃にはさっきよりも気温が下がっていて、寒さで凍えてた。
うらた「お待たせ。寒かっただろ？手、貸して」
A「わ〜うらたさんの手、あったかいです」
うらた「ん、それはよかった。よし、行くか」
A「はい！あの、どこに行くんですか？」
うらた「そうだな、着いてからのお楽しみかな」
A「おお〜！」
彼の手が私の手に指を絡めて恋人繋ぎにすると、優しく微笑んできた。
ヤバいを超えるレベルのイケメンが私の彼氏なのか←
うらた「デートの為にオシャレしたの？似合ってる」
うらた「いつものでもいいけど、すごく可愛いよ」
そのセリフ反則ｩｩ！惚れてまうやろ！(もう惚れてる)
うらたさんの隣で恥ずかしくない服装を選ぶのに苦労したけど、頑張ってよかった！
A「えへへ、ありがとうございます」
A「うらたさんのスーツ姿も好きですけど」
A「私服姿も超素敵でカッコイイですよ！」
うらた「ふふ、そう？ありがと。ほら、見えてきた」
彼が指差す先にはショッピングモールがある。
今日はお買い物デートかな？
うらた「ここのクリスマスツリー見に行きたいって」
うらた「言ってたろ？ちょうど今日から見れるから」
うらた「Aを連れて行きたかったんだ」
A「え、覚えててくれたんですか…？」
私がクリスマスツリーを見たかった理由は恋人と一緒に見ると幸せに結ばれると聞いたからうらたさんと見に行きたいってだいぶ前に話した。
あんなにお仕事が忙しい中でこの事を覚えていてくれて嬉しい。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2022年8月3日 10時) (
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作者名：やすちん | 作成日時：2021年2月8日 19時
