二十六匹目 ページ27
うらたさんに涙を吸われて急に顔が熱くなる。
私を見つめる視線は真剣で、目が合うと微笑んだ。
ヤバい、すごくド○○キする。
うらた「よし、泣き止んだな。怪我はしてないか？」
A「…怪我する前にうらたさん達が来たので」
A「大丈夫です。ありがとうございました」
うらた「それはよかった。よし、帰るぞ」
A「え？どこにって、わっ！？」
うらた「オルカに決まってんだろ、バーカ」
目線が高くなったと思えば彼にお姫様抱っこされた。
ひえぇ、その笑顔反則だよ。
ん？今オルカって言いました？聞き間違いかな？
A「ライバル店の私を引き取るんですか！？」
うらた「そうだけど。お前は今日からウチの子だ」
A「皆さんの意見聞かなくていいんですか？」
うらた「安心しろ、問題ねぇよ。な？お前ら」
志麻と坂田「俺らは大歓迎！！」
うらた「ほらな？お前の怪我が治るまで面倒見るし」
うらた「ずっといていいし、一人になんかさせない」
弱い私を引き取ってくれるの？
うらたさんの言葉を信じてもいいの？
ううん、次はこの人達の為に強くなりたい。
A「私なんかで良ければよろしくお願いします」
うらた「"なんか"じゃねぇよ。お前がいいの！」
志麻「せやで！一人でよう頑張ったなぁ、偉いで！」
坂田「早く怪我治そうな！手当ては任せてや！」
A「はい！ありがとうございます！」
その後、うらたさんに降ろしてもらおうとしたけど、断固拒否されました←
坂田さんの手当てと毎日のリハビリのおかげで怪我がようやく治った。
やまだぬきちゃんのお世話が私のお仕事だそうです。
もふもふしてて可愛い〜！癒される〜！
まふまふ「Aちゃんが来てくれてよかったよ」
A「え、そうですか？特に何もしてませんけど」
そらる「うらたくんがやっと女遊びやめてくれたし」
そらる「Aちゃんには感謝してるよ」
luz「そうそう。Aちゃんのご飯美味しいし」
luz「おかえりなさいって言ってくれるの嬉しいよ」
うらた「聞こえてんぞお前ら。サボるな、仕事しろ」
オルカに来てすぐ、皆さんは温かく迎えてくれた。
天月さんやそらるさんに修行してもらいながら、時々一緒にお仕事に同行させてもらってる。
うらた「おいで、A。今日もお疲れ様」
A「ふふ、うらたさんもお疲れ様でした」
私の部屋は用意されてるけど、寝る時はうらたさんと部屋で寝てる。
恋人じゃないけど、幸せです。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2022年8月3日 10時) (
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作者名：やすちん | 作成日時：2021年2月8日 19時
