十匹目 ページ11
悪い人達ではなさそうだから安心かな？
これ以上怪我したら怒られそう。
A「あの、助けて頂きありがとうございました」
青年1「どういたしまして。俺は天月。他に怪我は」
青年1「してない？女の子相手に大人げないよねぇ」
A「えぇ！？あの天月さんですか！？」
天月さんは野良のチームで無敵と名高い伝説の狙撃手のお兄さん。
すごい、有名人と遭遇しちゃったじゃん！
天月「うん。最近ちゃんとした組織に入ったよ」
A「そうなんですね。プロはレベルが違うなぁ」
青年2「いや、君も一人で頑張ってたじゃん」
青年2「俺はそらる。さっきの戦闘見て驚いたよ」
A「え、そらるさん！？見てたんですか！？」
そらるさんは悪事に手を染める「表」 の組織をたった一人で殲滅した孤高の存在だ。
私の今年の運使い果たしたのでは？？
そらる「もちろん。一人で怖くなかった？」
A「少し怖かったですけど、急いでたので」
A「無我夢中になってました」←
青年3「連中の後始末して来た。報告通りだったよ」
あ、この人はさっき最後の敵を仕留めてくれた人だ。
暗闇であんなに素早く動けるなんてカッコいい！
A「先ほどはありがとうございました」
青年3「いいよ。死角にいたから間に合って」
青年3「良かった。女の子なのに結構強いんやね」
A「恐縮です。まだまだ修行中ですから」
青年3「そうなんだ。オレはluzやけど。君は？」
私が名乗ろうとしたら急に後ろから声をかけられた。
まふまふ「あれ？Aちゃん！？」
A「まふまふさん！お疲れ様です！」
まふまふ「こんな所で何してるの？一人で危ないよ」
そらる「おい、まふ。俺達の事は無視か？」
まふまふ「あ、すみません。今気付きました」←
luz「Aちゃん怪我してるからオレらが助けた」
まふまふ「はぁ！？怪我させたの誰？殺さなきゃ」←
天月「あ〜、俺達が始末したから出番はないかな」
A「あの、まふまふさんのお知り合いですか？」
まふまふ「そうだよ。同じ組織の仲間なんだ」
A「え、仲間なんですか！？」
いや、まふまふさんが「裏」の組織に所属してる事にびっくりしたけども。
そういえばどこの組織なんだろ？
天月「とりあえず事務所に戻ろうか。手当てするよ」
A「すみません。ご迷惑おかけします」
そらる「出血が酷いな。ちょっとごめんね？」
A「え？わっ！？」
人生初のお姫様抱っこされました。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2022年8月3日 10時) (
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作者名：やすちん | 作成日時：2021年2月8日 19時
