第2話 6つの色は大空の傷に驚く ページ2
緑間の家に運ばれた少年、名前は沢田綱吉と言うがまだこの6人は少年の名前を知らない
別々の高校に進んだ彼らの中にあった壁がすべて剥がれ、時々会って遊ぶほどの仲良しに戻っていた
そして、偶然にも6人が揃っていた日だったのだ
｢父さん、彼の容態はどうなのだよ｣
｢……酷い状態だ、打撲に骨折酷いところには火傷跡…あの子に何があったのかお前達は知っているのか？｣
別室に寝かされているツナのことを何も知らないので首を横に降る
｢そうか…｣
そのまま黙りこくってしまった緑間の父はなんとなくだがツナの身に何が起こっているのか想像できたが、扉の近くで項垂れてしまっている6人にそれを言うのは酷だろうと考えた
｢治療もすんだが、少なくとも2週間は安泰にしてもらわないとな｣
カルテに書き込みながらそれだけを言った
｢……様子を見てきてもいいでしょうか？｣
｢あぁ｣
初めに口を開き部屋から出て行ったのは以外にも黒子だった
そしてその後を追うように5人も部屋から出て行った
｢イジメと虐待か……｣
緑間の父はそう呟きながらカルテにそれも書き込んだ
｢彼に何があったんでしょうか…｣
6人はベッドに寝かされているツナを守るように囲みその顔をのぞきこんでいる
その頬にも傷口を防ぐ湿布がはられている
｢わかんねぇよ、そんなもん｣
青○がぶっきらぼうにそう言い放つが眼差しはツナから1度も動かない
｢考えられるのはイジメだろうな｣
｢イジメ！？そんなの酷いっすよ！｣
｢黄○ちんうるせぇし〜この子が起きちゃうでしょ〜｣
紫原が黄○に静かにするように言うがツナが起きる気配はなく、気持ちよさそうに眠っている
｢もしもそうだったら俺はそんな所にこいつを帰したくないのだよ｣
その言葉に黒子達は同じようにうなづいた時、部屋の扉が開かれた
｢話をしている途中にすまない、その子の関係者だという人が来ているので、連れてきた｣
『関係者』という言葉に反応した6人は目を見開いたあと瞳が鋭く細くなった
｢そんなに睨まないでくださいよ｣
｢群れてるね…まぁ仕方ないか｣
そんな言葉とともに部屋に入ってきたのは……
閉じられた扉の前で優雅に立つのは、片方は特徴的な髪型をしていて目がオッドアイな青年と鋭き細められた瞳に黒髪が映える青年……そう2人は
｢はじめまして、六道骸と言います｣
｢…雲雀恭弥｣
沢田綱吉の守護者の2人だ
続く
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黒鳳蝶(プロフ) - 某探し以下略から雨槻に変更。さん» コメントありがとうございます！味方…ですか。とりあえずですが、守護者の2人は味方ですね、アルコバレーノも。ディーノさんたちをどうするかで悩んでいます…。ご指摘ありがとうございます！ (2018年9月30日 8時) (
レス) id: 6dbda90584 (このIDを非表示/違反報告)
雨槻 - 何度もすみません。 嫌われって付けたほうがいいのでは？ (2018年9月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 30b187a32b (このIDを非表示/違反報告)
某探し以下略から雨槻に変更。 - 味方とかいるのかな？ プリーモ達とか炎真くんとか。もしかして某バスケの方々だけ？ (2018年9月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 30b187a32b (このIDを非表示/違反報告)
黒鳳蝶(プロフ) - 某探しの赤い人が好き過ぎて萌えた（しかし本は持ってない）さん» コメントありがとうございます！そうなんですよね…あんまり見かけないので自分で書いてやろう！と思いまして…。ツナは仲間思いなので裏切られたらどうするか、どう思うのかを自分なりに考えて書いていきたいと思います。 (2018年9月26日 11時) (レス) id: 6dbda90584 (このIDを非表示/違反報告)
某探しの赤い人が好き過ぎて萌えた（しかし本は持ってない） - はじめましてです。 敬語は、得意ではないので結構変になりますがあと文章とか。 ツナ嫌われって少ないですよね。 (2018年9月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 30b187a32b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒鳳蝶 | 作成日時：2018年9月22日 10時
