第8話『ようやく始まるんだ…』 ページ9
司会者の一言でその場は静寂に包まれた
『皆様お集まりいただきありがとうございます!これよりボンゴレ現社長である沢田綱吉様、そしてその幹部のご紹介になります!』
それだけを言い司会者は端から出てきたツナへとマイクを渡した
ツナはリボーンから教えられていたお辞儀と綺麗な微笑みを表情に浮かべればそこかしこからウットリとしたため息がこぼされた
『先程ご紹介に上がりました沢田綱吉と言います、我らボンゴレは今まで行ってきた活動を見直し、新たなるボンゴレへと作り替えていきます。どうぞそれを暖かい目で見守ってくださることを願っております』
ツナがそこまで一気に言い綺麗なお辞儀をすると、たくさんの拍手に包まれた
それは星羅も同じでツナへと拍手を送った
「凄いのね…沢田さんって」
隣で蘭がぼそっと呟いた言葉に星羅も同じように、賛同するようにうなづいた
『それでは次に俺の仕事の補佐、管理をしてもらう幹部を紹介いたします』
(あぁ、表向きはそんなふうになってるんだ〜ヒバリとかそんなこと絶対にできないタイプなのに)
星羅がそんなことを胸のうちで呟いているうちに幹部が全員前に出揃っていた
『獄寺隼人だ』
『山本武っす!』
『ランボです』
『笹川了平だぁ!』
『……雲雀恭弥』
『六道骸と言います』
それぞれがやはりバラバラの挨拶をしたことにツナも呆れを通り越して何か悟った表情を浮かべている
「おいおい…子供が混ざってるじゃねぇか」
誰のつぶやきだろうか、そんなこと疑問も思うすきもないほど星羅は蘭の足元にいるコナンを睨んだ
「!?」
そしてコナンは急に自分に向けられた『本格的な殺気』を敏感に察しバッと星羅の方を見るももう既に星羅はステージの上を見ていた
(なんだ…!?今の殺気……コイツから向けられた気がしたが…気のせいか?)
だがコナンの呟きをほかに聞いていた人がいたのだろう、今度は至るところから同じような声が上がった
ステージ上はと言えばランボは自分が言われるであろうことを自覚していたのか、唇を噛み締め拳を握り俯いている
その表情に星羅はもう、自分を、抑えられなかった
2000hit記念!!またもや遅い……→←遅くなりましたが1000hit記念
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ゆきな(プロフ) - ボンゴレ優しいですねー!私なら、フランにスプラッタな幻術…まぁ軽めにかな?やってもらいますもんニッコリ…これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年9月14日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ヒナピヨ★(プロフ) - 初めまして!読んでいて凄く気に入りました(*^^*)続き待ってます、お時間に余裕がありましたら更新の方を宜しくお願いします! (2019年7月9日 1時) (レス) id: d516f58853 (このIDを非表示/違反報告)
naru(プロフ) - 更新お疲れ様です!いつも楽しく読ませて頂いてます(*´ω`*)これからの展開にワクワクですっ!!十年後のファミリーよす〜〜(笑) (2018年10月24日 0時) (レス) id: a19d80f31f (このIDを非表示/違反報告)
黒鳳蝶(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます!返すのが遅くなりすみません!第7話が非公開になっていました、申し訳ありません (2018年10月18日 22時) (レス) id: 6dbda90584 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 表示七話が飛んどるよ〜 (2018年10月11日 11時) (レス) id: 1880cf40ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒鳳蝶 | 作成日時:2018年9月4日 14時