第1話『幹部との会議面倒くさっ』 ページ1
｢失礼しまーす、ボスに呼ばれたんで来ました〜｣
緊張感で重重しい空気を裂くように入ってきたのはやたらと間延びをしやる気のなさそうな声だった
｢んぁ？……ヤッベ入ってくるタイミング間違えた｣
｢星羅、帰ろうとしないで｣
｢はーい…｣
仕方なさげにボスの指差す席に腰を下ろした
｢手元の資料にあるようにこの子が今回潜入調査をする『渡辺星羅』だよ｣
｢10代目、ソイツは｣
｢そう、みんなが思っている通り日本人だよ。星羅自己紹介よろしく｣
つまらなそうに口を噤んでいた星羅は嫌そうな顔を1度ボスに向けてから口を開いた
｢渡辺星羅、こう見えても25ボス達と同じ年齢だから敬語とか無理だしタメ口で行く、趣味は散歩、嫌いな事は偽善者との会話以上｣
｢25！？｣
｢だからそう言ったじゃん…｣
面倒くさと呟いた声は隣に座っていた男性にしか聞こえなかった
｢星羅みんなのこと知ってるよね？｣
｢一応ね〜｣
星羅の手元にだけある書類はボスとその幹部たちの簡単なプロフィールだ
｢俺、星羅さんのこと知ってますよ｣
そう言って手を挙げたのは意外にもランボだった
｢私も…｣
そうして続々と手を挙げていき、結局星羅のことを知らなかったのは獄寺隼人1人だけだった
｢はいはい、静かにとりあえず今回の任務の話をするよ｣
ボスが手を叩きながらそう言えば先程までざわついていた室内は一気に静まり返った
｢今回俺達が守ってきた街で麻薬の売買が行われた、しかも情報によればその組織は拳銃を所持していて住民の1人が、怪我を負ったらしいんだ。だからその組織を潰すことにする｣
｢それでなんでうちが呼ばれたの？｣
｢その組織を潰すためにある学校に潜入して情報を得てほしいんだ。その高校に通っている女子生徒の家に居候している子がなにかしらの情報を持っているらしいからね｣
｢りょーかい｣
｢高校生で一人暮らしは何がなんでも無理がある。だから兄弟二人で暮らしてるってことにするからね｣
｢りょーかい｣
星羅の目は完全に殺る時の目をしている
何か資料に気になるところがあったのだろうか、それとももう何かを掴んだのだろうか
渡辺星羅、ほかの人からは『鬼の情報屋』とも呼ばれている
ボンゴレファミリーの幹部に囲まれながら星羅は『江戸川コナン』の名前を見つめていた
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ゆきな(プロフ) - ボンゴレ優しいですねー！私なら、フランにスプラッタな幻術…まぁ軽めにかな？やってもらいますもんﾆｯｺﾘ…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年9月14日 23時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ヒナピヨ★(プロフ) - 初めまして！読んでいて凄く気に入りました(*^^*)続き待ってます、お時間に余裕がありましたら更新の方を宜しくお願いします！ (2019年7月9日 1時) (レス) id: d516f58853 (このIDを非表示/違反報告)
naru(プロフ) - 更新お疲れ様です！いつも楽しく読ませて頂いてます(*´ω｀*)これからの展開にワクワクですっ！！十年後のファミリーよす〜〜(笑) (2018年10月24日 0時) (レス) id: a19d80f31f (このIDを非表示/違反報告)
黒鳳蝶(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます！返すのが遅くなりすみません！第7話が非公開になっていました、申し訳ありません (2018年10月18日 22時) (レス) id: 6dbda90584 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 表示七話が飛んどるよ〜 (2018年10月11日 11時) (レス) id: 1880cf40ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒鳳蝶 | 作成日時：2018年9月4日 14時
