悪魔と私の恋愛論 (JIMIN)

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「でーきたっ！」


YR｢お、仕事速いじゃんA｣


｢へへん｣


YR｢まぁ、それくらい先回りしておかないと悪魔が……｣


JM｢フッ、随分と余裕じゃん？喋ってる暇あんの？｣



出た悪魔。



JM｢A、それでクソみたいな企画出してきたら…分かってるよな？｣


｢はっ･････え？！｣



あれ？



JM「なに、何か文句あるわけ？」


｢いや、別に･･･｣




気のせいかな？

眉間に皺を寄せて再びパソコンと向き合う先輩から離れたところでユーリが肘でつついてくる。





YR「なになに〜、やっぱり進展してんじゃないあんた達」


｢え？｣


YR「なーまえ！今アンタの事Aって呼んでたでしょ？」


「やっぱり？」


YR「え、昨日からじゃないの？」


「うん、さっきのが多分初めて･･･」



私も幻聴かと思った。

だって昨日ご飯食べてる時だってアンタ呼びだったのにサラッと突然Aって呼んでくるとか･･･。



YR「ふふ、なーんだ。
Aも満更でもないんだ〜」


｢なにがよ｣


YR「そんな顔真っ赤にして睨んでも怖くありませーん」



くそー。

不意打ちの名前呼びなんて好きじゃなくてもキュンと来てしまうじゃないか･･･。



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