悪魔と私の恋愛論 (JIMIN) (ページ6)

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JK｢あ！こら、ジミニヒョン！
女の人泣かせる男はサイテーやってオジサンゆーとったやろ？｣

JM｢ジョングクにそんな事言われんくても分かっとーし｣

奥から出てきたのは、これまた整った顔をした男の人。
エプロン姿で爽やかなベビーフェイスの彼は背も高くて絶対『モテる男』って奴だなこの人。

JM｢･･･俺の後輩｣

JK｢チョン･ジョングクです！
････････････あ、もしかしてキム･Aさん？｣

｢え？･･･そうです･･けど？｣

まぁ、そんな珍しい苗字でもないけど。
なんで初対面のジョングクさんが私の名前まで知ってるのか不思議でしょうがない。

JM｢おい、ジョングク余計な事言うなや｣

JK｢えー、別にいいやんかー。
ていうかヒョンがいっつも勝手に話してくるやん｣

JM｢うるさいわ｣

名前の事も気になるけど…。

｢先輩、もしかして釜山の方ですか？｣

JM｢･･･誰にも言うなよ？｣

耳を赤くしてそっぽを向く先輩はちょっとだけ可愛く見えた

JM｢ジョングクが喋ると移るんだよなぁ｣

JK｢え？あかんの？｣

JM｢･･････舐められるやん｣

いや、人気爆発になると思いますけど･･･。

JK｢Aちゃん、ヒョンに虐められたらいつでも言うて来てな？｣

･･････毎日です。
その言葉は飲み込んでジョングクさんの爽やかな笑顔には負けるけど、私も微笑み返した。

JK｢ヒョンやるやん！彼女めっちゃ可愛いやん｣

JM｢･･･ちょっとは大人しくせぇって｣

｢いや、あの･･･彼女じゃ･････JM｢アンタも黙れ｣

いや、正しいことはちゃんと言わなきゃ誤解されちゃうでしょ。

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