悪魔と私の恋愛論 (JIMIN)

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その後は『お風呂にしますか？ご飯にしますか？』なんて新婚さんみたいな事を顔真っ赤にしながらさせられて、やっと落ち着いてお互い座った頃には日付が変わりかけてた。


JM「ごめん、明日も仕事あるのに･･･
もう寝なあかんな」


確かに遅い時間。
でも今日はジミンからちゃんと教えてもらわなきゃいけない事がある。


「『許す』って何を隠してるんですか？」

JM「ふふ、忘れてなかったんだ？」


新婚さんごっこでそれどころじゃないんかと思ったわーって。
まぁ実際そうなんだけど。


JM「あー…その…」


言いずらそうに口を濁らせるジミン。


「…いいよ？
ジミンが言ってもいいかなって思うまで言わなくても」

JM「え？」

「いつか、ジミンが言えるかなーってなったらその時は…
ちゃんと打ち明けてくれると嬉しいけどね」

JM「A…」


いいよ。
隠し事してても。

だってこの繋がれた手は暖かくて安心できるから。


JM「…もう、降参。

俺、ホントにAの事好きすぎてヤバいみたい」

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