塩な俺には甘い彼女を

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「え。何急に」






玲於「いいじゃん。早くしろよ」







フッと頭の中で浮かんだ




海にはれおくんと亜嵐くん




……私はどっちを助けるんだろう









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答えは簡単にでた








「れおくん。」



玲於「…え。マジ？」




「亜嵐くんは泳げるもん」




とニコッと微笑むと






玲於「……このブスっ」







そう言って私の前をズカズカ歩いた






「ぶ、ブスとか言わないでっ」






私は慌ててれおくんの元へ走った





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私は気づいてなかった






この時れおくんの耳が真っ赤になっていたことに






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男女の恋愛は難しい





思い…タイミング……そして勇気


全てが交わらない限り始まらないから




教えられる者は誰一人いないし


やり方だって載っていない







そんな中で私達は


はじめようとしていた









駆け引きのやり方も知らない私たちの





未熟で


甘酸っぱくて


真っ直ぐな



恋がはじまる

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