甘いチョコの香り (ページ2)

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出会いページ2

ダンブルドア｢闇の魔術に対する防衛術を教えるルーピン先生じゃ｣

皆が歓迎する中私も皆と同じように拍手はする。

そのままいつも通りの新学期を迎える……ように見えたけど私は非常に困っていた。私だけじゃない。去年の闇の魔術に対する防衛術の先生の授業を知るみんながだ

ハリー｢ロックハートみたいな人じゃなきゃいいけど｣

A｢と、とりあえず！一応信じようよ！まだ、変な先生と決まったわけじゃないんだし…。｣

ロン｢でも、俺あんな授業やだよ？｣

そんな感じで似たような会話を延々と続けながら遂にルーピン先生の授業を迎えることになった。

ガタガタっ！ガタがガタガタ！！

ロン(おい、大丈夫かよコレ。)

A(信じよう。)

ハリー(Aさっきからずっとそればっかだけど変な汗すごい出てるよ)

ロン(冷や汗ってやつだね)

目の前の揺れる大きなタンスを前にして去年の授業がみんなの頭でフラッシュバックする。

ルーピン｢面白いだろう？…このタンスの中に入っているのは何者なのか……わかる人はいるかな？｣

ディーン｢真似妖怪ボガート｣

ルーピン｢その通りだよ。ディーン｣

うお、すげ←

ルーピン｢では、ボガートはどんな姿をしているかな？｣

ハーマイオニー｢誰も知りません。(ズバッ)｣

ロン｢いつ来たの！？(小声)｣

え、ハーマイオニーいつ来たの？

ハーマイオニー｢形態模写妖怪。相手が一番"怖い"と思うものに姿を変えます。｣

ルーピン｢とても怖いもの…その通りだね。｣

流石ハーマイオニー。憧れるわァ………。

ルーピン｢幸い、ボガートを退散させる簡単な呪文がある……。じゃあ、練習しよう。あー、杖無しでいいよ。……言ってみよう。……リディクラス｣

全員｢リディクラス｣

ルーピン｢いいねぇ、次は大きな声ではっきりと……リディクラス！｣

全員｢リディクラス！！｣

ドラコ｢馬鹿らしい授業だ(((ﾎﾞｿｯ｣

む、聞こえたぞ？

ルーピン｢とてもいい。ここまでは簡単だけどね呪文だけでは充分じゃないんだよ。ボガートを本当にやっつけるのは"笑い"だ。ボガートを酷く滑稽だと思える姿に変える必要がある。説明しよう……あー、ネビル前に出て｣

どんまい、ネビル←

ルーピン｢恥ずかしがらずに。ほら。｣

渋々と言っていい様子でネビルが前に出る

ルーピン｢ネビル、キミが一番怖いものは？｣

ネビル｢……プ……い……。｣

ルーピン｢なんだって？｣

優しくルーピン先生が聞き返す