あなたに恋をしてもいいですか？☆完結☆ (ページ10)

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☆ ページ10

すると

「なにそれ笑恋人かっ笑」

ゆうとがふざけたように突っ込んできた。

「ん～恋人って言うよりかは………家族？みたいな感じかな。」

「へぇ～」

大ちゃんが感心したように声を出すけど、それを言ったら大ちゃん達もそうだよね。

「有岡さん達もずっと一緒にいますよね、」

「そうだね～デビュー前もなにかと一緒に出る機会が多かったからなぁ、」

「同じですよ、」

そう言うと、

「あっ！！！」

「え、？」

いきなり大きな声を出す大ちゃん。

「けいとくん呼び捨てで呼んで良い？あと、敬語無しな？それで、連絡先交換しよ？それと、」

「普段呼んでる呼び方で呼んでよ」

バーーーーっと一気に話したと思ったら近づいてきて優しく言ってくれる大ちゃん。

「う、うん、わかった、」

なんとか返事をして連絡先を交換した。

わ、わぁ、いいのかな、、おれなんかと連絡先交換しちゃって………

「けーと！」

「な、なに？だ、大ちゃん。」

「ふふ、大ちゃんって呼んでんだ？嬉しいなぁ笑」

「あの、えっと、ごめんなさい、」

「え、なんで謝っちゃうの？良いんだよ？大ちゃんって呼んで？」

「は、はいっ、」

「じゃあ、そろそろ解散しよっか。」

「あ、うん、みんなありがと。」

「ゆっくり寝なね？」

「うん、」

もう夜遅いし仕方ないよね。

一人が寂しいなんて心配かけられない。

「けーと？」

「ん？ううん、大丈夫。また明日ね。」

「あ、けいとお前明日休みな。」

「えっ、」

おれが休んじゃったら山ちゃん一人になっちゃうんじゃ‥…

そんな心配を悟ったのか

「大丈夫だって。ゆうとが手伝ってくれるって言うしね、ゆっくり休みな？、」

「うん、ありがと。ゆうとも、よろしくね、」

「任せて！」

「じゃあ、ばいばーい」

「お大事に。」

「布団被って寝ろよ。」

「うん、ありがと。ばいばーい」

騒がしい3人を見送って、軽くシャワーを浴びて自分の部屋に戻ろうとしたとき、

ピンポーン。

チャイムがなって誰かなって、ドアの除き穴から覗くと、

そこにいたのは………

大ちゃんだった。