あなたに恋をしてもいいですか？☆完結☆ (ページ15)

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家に戻ると、大ちゃんがリビングにちょこんと座ってた。

「大ちゃん。お水飲んで？」

「ん…あぃがと…」

眠いのか呂律が回ってないけど水を受け取って飲んだ。

「お風呂はどーする？」

「明日でもい？」

「うん、じゃあ、寝よっか。」

本当に寝そうな大ちゃんを寝室に連れてって寝かせる。

「けぇと…？」

ソファーで寝ようと寝室を出ようとすると大ちゃんの声。

振り返るけどすでに大ちゃんは夢の中。

ふふ、寝顔もかわいい。

お風呂に入っておれも眠りについた。

………………

daiki

「…ん、」

あさ、か、

ここは、……

目を開けると知らない場所。

たしか昨日みんなで飲んでて……

…くんくん、

いい匂いする……

匂いを辿ると、そこにいたのは、

「けーと？」

「大ちゃん！おはよ、」

けーとの家か。

「おはよ、ごめんな、昨日迷惑かけたろ？」

「ううん、光くんとゆうとが運んでくれたし酔ったまま帰すのも心配だったから。」

「そか」

「あ、大ちゃん昨日お風呂入れてないからシャワー行きながら顔洗っておいで？」

「そうだったの？わりぃ、じゃ、借りるな」

けーとにタオルと着替えをもらってシャワーへ。

シャワーを浴びてリビングに戻るとすでに朝御飯ができていた。

「すげぇ……」

「あ、ちょうどいまできたとこだよ。」

キッチンと机までを行き来しながら声をかけてくれる。

「うまそう。」

「好みに合うかわかんないけど‥…」

ごはんに味噌汁に煮物。

ふつうの食事だけど、なんだか特別に感じる。

「いただきまーす！」

けーとも座って手を合わせて頂きます。

けーとが心配そうに見守るなか一口食べる。

「ん！うまい！」

そう一言いうと

「よかった～」

安心したのかけーとも食べ始める。

それからは他愛もない話をしながらごはんを食べた。