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▽ 眠気覚まし ページ9
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長い長い校長の話に疲れてきた頃、
突然斜め後ろから肩を叩かれた。
「ん？なに、内村くん」
「校長先生の、あたま見てて」
突然そんなことを言われて、
言われるがまま校長の頭を見れば
ちょうど太陽の日差しが校長の頭を直撃していて
かなり反射していた。
「ちょ、うっちーくん...！」
「ほんとやめてほしい...！ふはっ、やばい」
「二人ともねむそうだったから」
確かに眠気は覚めたけど、
今日はもう校長の方見れないじゃん。
しかも、しょっぴー先生すごいこっち見てるし。
「これ、あれだよしょっぴー先生から何か言われたら内村くんも連帯責任だからね」
「えぇ...転校初日におこられたくない」
「いやでもうっちーくんが悪い」
「ちょっと三人とも静かにしな？」
三人で小声だけど喋ってたら、
竜ちゃんの前に並んでるあじくんが
さりげなく注意をしてきて。
ふと周りを見れば、内村くんの声が聞こえてたのか
クスクス笑ってる子がチラホラいた。
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作者名：miu*｡ﾟ | 作成日時：2021年2月18日 18時
