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▼ バレバレ ページ30
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「ねぇ、Aちゃん深キョンのこと避けてるでしょ」
昨日のこともあって、午前中ずっと
竜ちゃんのことを避けていた。
竜ちゃんは何度か私に話しかけようとしてたけど、
私がそんな感じだったせいか、
途中からはもう話しかけてこなかった。
「深キョン、落ち込んでるよ」
「...うん」
そんな私と深キョンを見兼ねたのか、
昼休み胡桃がトイレに行ってしまい、
私が一人になった瞬間すぐに
あじくんが私のところまで来た。
「事情は知らないけど、何も言わないで避けるのは違うんじゃない？」
「...」
「まぁなんとなく分かるけど」
「え、分かるの？」
「合ってるかは分かんないけどね」
あじくんはそう言うと、
"二人がそんな感じだと、俺らも気まずいから早く仲直りして？"
と冗談を混じえながら言ってきた。
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作者名：miu*｡ﾟ | 作成日時：2021年2月18日 18時
