13話の続きだよ。14話だよ。 ページ14
幸村「それでもダメかい？」
A、蘭華「「ダメです。」」
幸村「え〜(´・ω・｀)」
そんなかわいい顔しても嫌なものは嫌だ。
柳「...ならば来週にある合同合宿に臨時マネージャーとしてきてもらえないだろうか。体験も兼ねて。」
A「…内容にもよります。」
柳「来週に一ヶ月ほど前から計画していた合同合宿があるんだ。だが参加するどの学校も我々と同じでマネージャーがいない。」
柳「だから体験も兼ねて臨時マネージャーをしてもらいたい。」
柳「体験してみてできる範囲ならば正式なマネージャーになってもらいたい。どうだ？」
幸村「合宿ぐらいはしっかり練習したいんだ。部員を連れて行ってもいいけど連れて行った部員の練習時間を削ることになる。我々もそれは避けたい。」
私は蘭華に目配せする。
蘭華は良いようだ。恐らく蘭華の優しい部分が出たのだろう。
A「わかりました。臨時マネージャー引き受けます。」
幸村「藤原もいいかい？」
蘭華「はい！」
真田「…本当にいいのか？俺には言いくるめられたようにしか見えないんだが…。」
真田弦一郎優しすぎだろ。他のやつも見習ったらどうだ。
蘭華「はい！困っているのなら助けなくちゃいけないもの！」
真田「そうか…。ありがとう。」
そう言って真田弦一郎は深々と頭を下げた。
それに続き他のメンバーも頭を下げる。
A「頭をあげてください。私たちが引き受けたくて引き受けたのですから。」
そう言うと頭を下げていたメンバーが頭を上げる。
だが正直なところ一つ心配なところがある。
謝罪に来なかったメンバーだ。
きっと警戒されているだろう。
幸村「そうだ！今から部室に来なよ。合宿の説明も兼ねて。」
柳「だがもうすぐ部活も終わるし、最終下校時間が近づいている。明日にしないか？」
そい言われ自分の腕時計を見ると後数分で最終下校時間だった。
幸村「そうだね。帰ろうか。」
真田「送っていこう。もう暗い。」
柳生「そうですね。こんな時間に女性を二人だけで返すのは危険ですからね。」
ジャッカル「そうだな。」
と言うことでみんなで帰ることになりました。
ほとんどは幸村精市が謎の圧で私たちを押し黙らせたから。
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作者名：スイカ食べたい。 | 作成日時：2018年3月19日 19時
