秘密だけど…まふまふさんは私の彼氏さんです

ラストストーリー……？ ページ37

それから3年後


ﾘｰﾝｺﾞｰﾝ


なんて、ありきたりな鐘の音が鳴る。



ふと、私は色んなことを思い出した









真冬と初めてキスしたこと

シェアハウスに引っ越したこと

里奈と友達になったこと




他にもまだまだある


私の大切な思い出





父｢ゆりな｣

『……うん』



涙が出そうになることを堪え、私は父さんの腕を持つ



『……父さん。』

父｢なんだ？｣

『私、父さんと母さんの子供でよかった……ありがと』



いつもは言えない感謝の気持ち


当たり前だけど、当たり前じゃない言葉


伝えないと伝わらない気持ちをそっとその一言に込めて送る



父｢……！！……父さんも……お前が娘で良かったよ。…………ありがとな。｣


ドアが開く



ドアの先には親しい友人、家族、親戚のみんな




何度見ても愛おしいと思ってしまう彼



ゆっくりとゆっくりと彼に近づく


一歩一歩と近くなっていく




父さんがそっと離れる



二人で神父様の前に並ぶ


神父｢汝、相川 真冬は、この女、琴吹 ゆりなを妻とし、


良き時も悪き時も、

富める時も貧しき時も、


病める時も健やかなる時も、

共に歩み、他の者に依らず、


死が二人を分かつまで、愛を誓い、

妻を想い、妻のみに添うことを、

神聖なる婚姻の契約のもとに、


誓いますか？｣



ま｢誓います｣


神父｢汝、琴吹 ゆりなは、この男、相川 真冬を夫とし、

良き時も悪き時も、

富める時も貧しき時も、

病める時も健やかなる時も、

共に歩み、


他の者に依らず、死が二人を分かつまで、


愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、

神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか？｣


その言葉をそっと飲み込む。


息を吸って私は返事をする


『誓いません！！！死が2人を分けようとも私は真冬を愛します！』


最大限の笑顔で笑ってみせる



会場は笑いに包まれた


ま｢もうwwゆりなったらww｣


神｢ふふっwでは、誓のキスを｣


＿＿＿＿＿

？｢えー！しょんなことしたの？｣

『ふふふwwこの後ねーママがパパに抱きついてコケたのは内緒ね？ww』

？｢ぷぷぷ笑おもちろーい！｣

ま｢ゆりな！？まなに変なこと教えないの！｣


『はーいw』


あの後、私と真冬の間には愛美という子供が生まれた

名前はまふゆのま、とゆりなのな、から取った

漢字は美しい愛を知って欲しい。育てて欲しいという気持ちからだ


何が言いたいかって言うと……今が幸せってこと！

めでたしめでたし→←里｢やばい何言えばいいかわかんねぇ……｣『里奈って案外口悪いよね』里｢まぁ、私の原案？は作者だからね｣ア｢んふふ♡黙れ♡( ^言^)｣

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