私と契約する？【歌い手】

終わって始まった物語 ページ14

あの事件(?)が終わった後
浦島坂田船がうちに来た


さ「ねーー!ボッじゃなかった渚ー!」


う「うるさいぞ坂田」


酷かもだけど私はボスって言われるのは嫌いだったのでうちでは禁止にしてる


そ「うるせー!ボッじゃなかった渚も迷惑だろ?」


記憶が戻りそらる達も苦労してるみたい(笑)



ワイワイと騒いでるのを横目にみんなが歌った曲を聴きながらあの日のことを思い出していたら


『もう、自分の家に帰っていいよ』


全「は?」

実はこの事は猫に会う前から考えていた事


みんなが揃ったら解放しよう


みんなを探していたのはちゃんと幸せか確認したかっただけだから


『私はみんなに守られたんだもの


そんな私がみんなを縛ってちゃ意味ないでしょ?』



みんな驚いたように黙ってしまった



私は微笑みながら続けた



『だからここでお別れよさようn(「それでいいの？」…どういう事?…そらる』



そ「そんなに俺らと離れたいなら

《大っ嫌いだから近寄んな》つってくれる?


そしたら俺らは近寄らないし関わりもしない」




ま「そ、そらるさん!?」



とまふは驚いたように声を荒げたがそんな事すら私の耳には届いていなかった



《大っ嫌いだから近寄んな》?



『なんで?………だって大好きな相手になんでそんなこと言わなきゃなの?』



正直な感想をそのまま口にだす



そ「じゃあなんで大好きな相手から離れていこうとするんだよ」




『それは…』



思わず口を閉ざしてしまう


するとそらるはそのまま続ける


そ「少なくとも俺は何言われても離れないけどな?」



それに乗っかるように坂田やうらた、天月にまふ、センラ、志麻、猫までもが口を揃えて


「俺も!」

「私も!」

「僕も!」


と声が聞こえた


こうやって私達はまた一緒に暮らすことを再開した


ま「ちょっ!!なんで僕の曲聞いてんですか!!」


『えー?なんでー?いい曲じゃん』


そ「あひゃひゃざまぁwwww」


おいキャラ崩壊やめろ


『そらるも《スーパーぬこわーるど》ノリノリだねぇ』


そ「は!?ちょ、いつの間に!!」


そう言って慌ててスマホをとってくるけどそれをさっと避ける

96「ふっ甘いね!私h(『くろの曲って男っぽい声だよね』なぜバレた!?」


ちなみに私はあの一件があってから猫のことを【くろ】って呼ぶようになった


『天月も凄いし浦島坂田船もスッゲー人気じゃん』


浦島坂田船、天月「いやぁぁぁ!!」


ねぇ神様聞こえてる?私は今とても幸せです


ありがとう

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