無能の妹はケーキ屋【gr】 (ページ16)

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実況者って思った以上にいるよね。ページ16

「お疲れさまでした～！」
3日目、無事最後のお客さんの相手も終わり、私達は店の奥へと引っ込む。
「いやぁ、人一杯だったね～」
「せやなぁ、後輩、今更なんやが、もしかしてまだなんか隠してる？」
「んぉ？なんで？」
「いや、なんかまだ企んでる感じの顔だから。」
「ばれたか～じゃぁ、始めるか。」
「え？ちょ、Aまだなんかあんの？兄ちゃん休みたいんやけど。」
「では、これより、即売会(実況者限定)を始めます！」
「「は？」」
？「こんちは～。」
「ほら！行くよ～」
声の聞こえた方に行くと、そこにいたのは、
「らっだぁ！？」
先輩が驚いたように声を上げる。
「いらっしゃいませ～」
「あ、晴さん初めまして～らっだぁです。」
「あ、リアルでは、初めまして～晴で～す」
「初めまして鬱で～す。」
「いや、鬱君には会ってるから俺ｗｗ」
「らっだぁ、どのクッキーにすんの。」
「え、十六夜が店員やってるやば。」
「はったおすぞ。」
そこから、らっだぁさんを皮切りにどんどんと実況者さんがやって来る。MSSP、赤髮のとも、日常組、ワイテルズそして。
「あの～、」
「あ、いらっしゃいませ～。」
「すみません、晴さんは……。」
「あ、私が晴です～。」
凄く身長の高い男性が来られた。ん？もしかして、この高身長、この髪色……。
「あ、あの、もしかして、教授……ですか？」
「あ、よかった～分からないかと思ってました～。はじめまして。オリバー・エヴァンスです～。」
そう言って現れたのはにじさんじのめんめんで。
思わずひょっと声を出すと、周囲の実況者に笑われた。
推しが目の前にいるんだぞ。こうなるわ！
「あ、葛葉だ～」
何て言ってから身に行くお兄ぃにコミュ力化け物かよと思ったのは内緒だ。
何だよあの青い人やべえな。陰キャとか嘘だろ。