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その後

怒ってても




HS「早く帰るぞ」

「うん、」





送ってくれたスニョン






「さっきはごめんね、ありがとう」

HS「もうあんなこと言うんじゃねえぞ!俺はAが大切なんだからな!ゆっくり休めよ〜」






頭ぽんぽんされちゃったよ

心臓うるさいな、もう、







「好き……だよ…スニョン…」






大切ってほんと都合のいい言葉だなって感じた日。



















家に入って、30分が経った頃






「頭痛い…」




なんだか、熱っぽくて



ピピ





「うげ…さっきまでは平気だったのにな…」






スニョンに言ったら心配かけちゃうよね?

どうしようか、

でも、この状態でコンビニなんて行けないしな…







「あ、いるじゃん、頼れるひと」



















WN「それで俺ってわけか」

「ごめん」

WN「俺に熱出たら看病しろよな」

「是非させていただきます」

WN「うける、嘘に決まってんじゃん。もし俺が熱出してAが看病したらまた熱出すだろ」

「確かに……」

WN「てかなんで目赤いの」






そんな目赤いのかな?

確かにスニョンが好きすぎてさっきは泣いたけど






「熱だからじゃない?」

WN「そんなことある?」

「あるよ!たぶんね」

WN「ふーん」






ウォヌってエスパーかなんかなのかな

ってたまに思うことがある

それほど鋭いってだけだけどさ。







「視野が狭いと大変だね」

WN「いきなり何」

「一途も大変だなって」

WN「見てて辛そうとは思う」

「他人事だね」

WN「スニョン以外にホント興味無いの?」

「わかんない。全然絡まないもん。ウォヌはなんか話出来てるけど」





WN「例えばだけど、もし、」






なんかいきなり真剣になったな






WN「俺がもしAを好きって言ったら視野は広まる?」

「はっ!?!?!?」

WN「うるさいって……例えばって言ったじゃん今。」

「まあ広くはなるだろうけどスニョンを忘れられるわけない……と思う。」

WN「重症だな」

「ほんとね」







好きすぎて泣くんだから当たり前じゃん

意識……少しはするだろうけど、

すぐスニョンに戻るに決まってる。

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作者名:うさぎとにんじん | 作成日時:2022年8月14日 2時

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