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五話【天丼】 ページ6

「(今日の任務は…北北東にある町か…。


丁度いい、そこで昼食を済ませよう。)」


十分ほど歩くと、町へ着いた。


辺りを見渡すと、天丼屋が見えたので、そこに入る。


「(少し混んでいる様だが…まあ大丈夫だろう、時間はまだある。)」


店主「いらっしゃい!悪いけど相席でいいかい?」


「はい、大丈夫です。」


店主に指示された席に着くと、思わぬ人物がいた。


炭「あれ?阿光さん!」


「これは…竈門くん…。」


二人の接点はまず、柱合会議で炭治郎が裁判にかけられた時に会ったのがひとつ。


次に2人で合同任務に行ったのがもうひとつ。


そしてその際、炭治郎は阿光に「好きです!」と思わず言ってしまった。


対して阿光は「(あぁ…竈門隊士は炎柱殿と同じ思考の持ち主だ…。)」と瞬時に理解したのであった。


ただ、やはり年下に弱いのか阿光は流してその場を誤魔化した。


「相席失礼してもいいですか?」


炭「も、もちろんです!な?伊之助もいいだろう?」


彼の隣に座っていたのは、猪の被り物をした少年だった。


伊「あぁ?なんだお前。」


「鬼殺隊の光柱、阿光Aと申します。」


伊「ふーん、俺様の名前は嘴平伊之助だ!」


「嘴平くん、よろしくお願いします。」


少し頭を下げる。


阿光は、店主に天丼をひとつ頼み、炭治郎の方を見る。


「これから、二人で合同任務ですか?」


阿光は炭治郎に話しかける。


普段は自分から話しかけない阿光だが、年下で、さらに後輩だからか、可愛く思えてくるみたいだ。年下に弱い阿光であった。


竈「いっいえ!さっき終わったばかりで、この町で昼食を済ませてから帰ろうと思っていたんです!」


伊「俺の飯はまだかァ!!」


竈「こら!伊之助!机の上に足を乗っけるな!」


その二人の会話を阿光は無表情でお冷を飲みながら見ていた。


そうしてる内に、頼んだ三人の天丼が並べられた。

六話【わざと】→←四話【尊敬する貴方】



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おむらいす星人(プロフ) - 雪音さん» コメントありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします! (2019年12月12日 20時) (レス) id: f5ed810082 (このIDを非表示/違反報告)
雪音 - 夢主ちゃん天然だけどカッコイイ〜!そして可愛い!これからも更新頑張ってください (2019年12月12日 20時) (レス) id: a35ce04668 (このIDを非表示/違反報告)
おむらいす星人(プロフ) - カナデさん» コメントありがとうございます!夢主の魅力が伝わって嬉しいです!これからも応援よろしくお願いします! (2019年11月25日 20時) (レス) id: f5ed810082 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - 堅苦しく礼儀に厳しい夢主ちゃんがちょっと天然でずれてるところが愛らしい笑。宇随さんの「そいつも思春期なんだよ」は思わず吹き出しちゃいました!これからも応援してます。更新頑張ってください!! (2019年11月25日 1時) (レス) id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おむらいす星人 | 作成日時:2019年11月16日 23時

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