【ヒロアカ】迫られるなんて聞いてない(白目) (ページ2)

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５０話【インゲニウムの顔】ページ2

轟｢数秒意味を考えたよ、一括送信で位置情報だけ送ってきたから｣

轟｢意味無くそういうことする奴じゃねぇからな
おまえは｣

轟｢ピンチだから応援呼べって事だろ｣

きっと私に今出来ることは援護だ。

轟君の邪魔にならないようにした方がいい。

轟｢大丈夫だ、数分もすりゃ
プロも現着する｣

轟君の氷が飯田君に当たりそうなのを防がないと。

『糸』

よし…大丈夫かな…。

轟｢こいつらは殺させねぇぞヒーロー殺し｣

ｽﾃｲﾝ｢………(アイツは神崎の…)｣

緑｢轟くん、神崎さん！そいつに血ィ見せちゃ駄目だ！多分血の経口摂取で相手の自由を奪う！皆やられた！｣

轟｢それで刃物か｣

『でも私と轟君なら距離を保ったまま…』

その瞬間、轟君の頬をナイフが掠った。

『轟君！』

ｽﾃｲﾝ｢いい友人を持ったじゃないか、インゲニウム｣

『ｸｿｯ…！氷！！』

ヒーロー殺しの持っていた刃を氷で止める。

ん…？刀…！？ナイフと同時に投げて…！

轟君は間一髪血を舐められなかったみたいだ。

けど、コイツ…強い…！！

隙あらば飯田君、ヒーロー、緑谷君を治癒させたかったけど…これじゃあ隙もない…！

飯｢何故…３人とも…何故だ…やめてくれよ…｣

飯｢兄さんの名を継いだんだ…僕がやらなきゃ
そいつは僕が…｣

轟｢継いだのか、おかしいな

俺が見たことあるインゲニウムはそんな顔じゃなかったけどな

お前ん家も裏じゃ色々あるんだな｣

『あなたの憧れているお兄さんはそんなんじゃないでしょ…？』

少しヤバいな…このまま長いこと戦っていたらいつかこっちが折れる。

どうにかしないと…！

ｽﾃｲﾝ｢己より素早い相手に対し自ら視界を遮る………愚策だ｣

轟｢そりゃどうかな｣

その時。

私の腕と轟君の腕に２本ずつナイフがグサリと刺さった。

ｽﾃｲﾝ｢お前らも良い…｣

上から襲いかかってきて頭が真っ白になった。

と、緑谷君がヒーロー殺しを止めた。