19 ページ19
わたしは
トイレ横の空き教室に強引に入れられた。
「いやわたしあなたたちに何かしました？」
【お前ジョングクくんと付き合ってんでしょ？】
は？へ？あ〜理解しました。
この方々はグクのファンの子達ってことね。
「付き合ってますよ。ていうか、なんで知ってんの？ユウナにしか言ってな…」
私の記憶を遡って思いだしたある女の子。
あっトイレでユウナに話した時だ。
あの時あの子トイレにいたんだった。くそ〜確認しとけばこんなことなんかならなかった。
この中でどこにいるんだろう。
あっいたわ。
なんとなくだけどこのトップの女の子に好かれる為に言ってしまいましたみたいな雰囲気がだだもれなんだけど。(笑)
【なに黙ってんの？お願いがあるんだけど別れてくんない？】
「なんでですか」
【私の方がグクのこと好きだからよ！！】
わたしは蹴り飛ばされた。
蹴り飛ばされて体勢が崩れてるからって他の女の子たちも蹴ってくる。
「いたい！いたいからやめて。」
思わず叫んでしまった。
【いたいのはこっちよ！毎日登下校してそのくせいつも言い合いばっかしてて】
「それは幼馴染だから…【幼馴染だからなに？？うざいんだよそういうところが！】
あ、もう強気でいこうと思ったけど無理だ。
もうわたしの体も限界。
なんで好きな人と付き合っただけでこんな思いしなくちゃなんないの？
あっわたしがグクと付き合ったからか。
他の人だったらよかったのかな。
気づけば涙が出ていた。
【泣いたからって私たちはやめないよ？】
「ごめんなさいもうやめて。」
【謝ればいいと思わないで！！】
トップの女の子は
ボロボロになった私の体を起こし
胸ぐらを掴んだ。
あっ私またやられる
意識が朦朧としているのに頭の中に出てくるのはジョングクの笑顔。
一緒に帰る約束してたんだった。
早く帰りたい。
もうやられるがままでいいや。
早くこの子達の気がすむのを耐えるしかないんだから。
こんなボロボロの姿で会ったらなんていうのかな〜グク。
心配かけたらどうしよう。
「ごめんね…グク」
気づけば言葉に出していた。
それがさらに女の子達のスイッチを押した。
【こんな状況でもグクのこと考えてるのね。ほんとわからない女！！！もう一生グクの名前をだす…！！！！！】
ん？
意識が朦朧としてるからか
目を開こうと思っても開かなくてよく見えない…。
薄っすら見えたのはあの人の影。
結局誰なのか分からず私は気を失った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MAICIMU☆ - 凄い面白かったし、胸キュンしました(照)/////こんな彼氏が欲しいなぁ~（笑）だが、夢のまた夢なのだわ！！！いや、虚しい。夢を与えてくれてありがとうございます！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡チンチャ、カムサハムニダ！！！ヽ(≧Д≦)ノ (2017年12月1日 1時) (
レス) id: 82be0f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
もえみん(プロフ) - かたつむりんさん» 外しました！すみません！ (2017年11月19日 22時) (レス) id: 0a620b7e4f (このIDを非表示/違反報告)
もえみん(プロフ) - ドリーさん» すいません！外しました！ (2017年11月19日 22時) (レス) id: 0a620b7e4f (このIDを非表示/違反報告)
かたつむりん(プロフ) - オリジナルフラグ外してくださいね！ (2017年11月19日 22時) (レス) id: f35d15b5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグ外して下さい！ (2017年11月19日 18時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もへ | 作成日時：2017年11月18日 9時
