名探偵コナン短編集4

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『…心配にさせてごめんな、』






降谷「…別に」







『……愛してるのは零だけだよ、LOVEでな。
秀一も愛してるがLIKEの方だ』








降谷「……赤井なんて嫌いになれ」







『あはは、本当に嫌いなんだな、
お前らの喧嘩は俺から見ても楽しいよ』






2人の喧嘩はもはや名物で俺もつい笑ってしまうその度に2人に怒られるものだ






降谷「………Aは僕のだ、」





『…わかってるよ、』





降谷「…不安なんだよ、職業柄どちらが死んでもおかしくないだろ？」




まぁそっちもあるか…
と思いつつ相手の頭を撫でる



『……じゃあ、零に約束しよう』





降谷「…？」



零が俺の胸元からもぞもぞと顔を上げて俺と目を合わせてくる





『お前が死ぬ時は、俺も一緒に死のう』





降谷「ｯ……そんなのｯ…」





『拳銃を胸元に突きつけて死んでやるよ』




そういえば顔を真っ青にする零




降谷「ｯ…その死に方…は…」




あぁ、確か幼馴染がそんな風に死んだんだったか



『…思い出させて悪い、でも、知って欲しかった、俺はお前のためにだったら命を捨てられるってこと、それだけ溺れてるってことを』






そういえば目を見開き抱きついてくる零






降谷「……ずっとそばにいて」






『お前がそれを望むなら』





こんなに弱くなるまで俺は零を放置していたのかと思えば心が痛くなった、2人の時間増やさなきゃな…






降谷は俺から離れれば準備を黙々と始める








『…準備出来たら起こせよ』









降谷「…ｯ……でも寝るんじゃ」









『見送りくらいしてやるよ、FBI様だからな』









と笑えば少し表情を明るくして「調子に乗るなよFBI」と笑って準備に戻る零を見て安心して眠りにつく

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