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『…降谷さん？』
降谷「…」
『……あの…』
降谷「…嫌だった」
『…？』
降谷「…ん……」
『ｯ…』
すりすりと擦り寄ってくる降谷さんの髪が首筋にくすぐったくて思わずﾋﾞｸｯとなる
降谷「…A………」
『…はい』
降谷「………なんで俺がお前に口うるさいか分かるか？」
『…知らない…嫌いだからと思ってた』
降谷「はぁ…そんなわけないだろ」
呆れて少し離れて目を合わせてくる
思わず首を傾げる
降谷「…好きだから、お前が」
『…………え？』
降谷「…あんなスカート短くしたら嫌な虫がつく…お前はただでさえこんなに可愛いのに」
ムスッとしながら私の頬を両手で包む降谷さんは先輩よりもかっこよくて、
思わず頬を赤らめる
降谷「………俺がなぜお前とこうして一緒にいるかわかるか？」
『ぱ…ぱぱに言われて…じゃないの？』
降谷「……あぁ、だが正しくいえば違う」
『…？』
色々なことがあって私の頭の中はパンクしそうだ
混乱している私をよそに降谷さんは口を開いた
降谷「…俺が言ったんだ、お前のお父さんに、お前のそばにいたいと」
『…え』
またもや爆弾発言。
降谷「…会った時から好きだった。
一目惚れだった…、その時お前のお父さんが
「娘を寂しい思いにさせてる、どうにかしたい」
と寂しげに言っていたから、そこに漬け込んだ」
『…そ…んな……』
降谷「ただ、手を出さないことを条件だった、当たり前だよな」
と自傷気味に言う降谷さん
降谷「…だが、約束を破ってしまったな……」
『……いい…んじゃない？』
降谷「…は？」
『…ｯ…わたしも…降谷さんのこと好きだった…から(降谷「ｯ…Aｯ…」ちょ…ｯ』
また抱きついてくる降谷さんに身じろぎするが幸せそうにしているためそのままにしておこう…
降谷「………A」
『………零さん』
降谷「ｯ…反則だろ…」
そう言ってそっと唇を重ねた
『…///』
降谷「…///」
お互い顔を真っ赤にした
？「…ごほん」
降谷/「『ｯ!?!?Aさん！？/ぱぱ！？』」
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綺梨凪 - どれも私好みの話でキュンキュンきました！続編見たいです！これからも応援してます！(o^^o) (2018年6月12日 22時) (
レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - しいなさん» ありがとうございます…とても励みになりました！！ (2018年6月12日 10時) (レス) id: 089f4bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
しいな - とっても面白いです！応援してます(o^^o) (2018年6月11日 8時) (レス) id: 17c953959e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年5月29日 0時
