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3つ付けてある指輪の1つが違ったのだ,
3つ付けているうちの2つは赤井から誕生日プレゼントでもらい,
あと1つは降谷さんが昇格祝いでくれたものだった。
でもその降谷さんから貰ったものがなくなって新しいものが指についている
どこかで無くしたか？
なくしたならなぜ新しい指輪が？と混乱しているとぬっと前から手が伸びてきて
赤井「これは,ここに付けて欲しかったんだがな」
そう言い私の左手の薬指に指輪をつけて満足そうに笑う
『……え…なん…で………』
赤井「俺が気づいていないとでも思ったのか？
あれは,降谷くんから貰ったものだろ？」
いつからバレていたの？
いつから赤井さんは起きていたの？
この指輪はどういう意味なの？
聞きたいことがまとまらず困惑しかできない私に赤井さんは続ける
赤井「…降谷くんの指輪にはだいぶお世話になったみたいだな？
他の男の指輪をつけているというだけで腸が煮えたぎりそうな思いだったよ。
だから,これからはその役目を俺にさせてはくれないだろうか」
赤井さんは起き上がり私の手を優しく持つ
赤井「…AAさん。
あなたのこれからの一生分の時間を
俺にくれませんか」
『ｯ……私なんかで…いいの…？』
赤井「ははは,君じゃなきゃ言ってないさ。
それで,返事は？」
『返事なんてわかってるくせに』
赤井「さぁ。生憎頭が悪い男でね。
教えてくれないか？」
ｸｽｸｽと笑う赤井さん
これはほんの少しの仕返しだ
『………もちろん。
こんな私でいいならお願いします。
秀一さん』
そう呼べば固まる彼はとても面白い
赤井「ｯ…君なぁ…分かってやってるだろ」
『えぇ？生憎私は頭の悪い女で何のことだかさっぱり』
先程の赤井さんの言葉を真似ていえば1本取られたなと赤井さんは少し笑いながら抱きしめてくれた
赤井「…今日はデートと言ったが,お家デートでもいいだろうか？」
『…奇遇ですね私もそう言おう思ってました』
赤井さんはさらに私を抱きしめ"服にあってる"と呟きそっとキスを落とした
ーーーー
(『あ。降谷さんの指輪は返してくださいね』)
(赤井「…」)
(『赤井さん？』)
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綺梨凪 - どれも私好みの話でキュンキュンきました！続編見たいです！これからも応援してます！(o^^o) (2018年6月12日 22時) (
レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - しいなさん» ありがとうございます…とても励みになりました！！ (2018年6月12日 10時) (レス) id: 089f4bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
しいな - とっても面白いです！応援してます(o^^o) (2018年6月11日 8時) (レス) id: 17c953959e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年5月29日 0時
