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『…昴さんごめんなさい、巻き込んでしまって』









沖矢「いえ、僕は何も、頑張ってくださいね」









(ぽんぽん









『…うん』









沖矢昴がAの頭を撫で部屋に戻っていく









今すぐにでも殴りかかってやりたいものだが
彼女との話が優先なので眉間に皺を寄せつつ抑える









降谷「…あの……A」









『…あの公安のエースが、一人の女に、こんなにも必死になるなんて滑稽ね』









降谷「…当たり前だろ、好きなんだから」









少しトゲのある彼女の言葉に冷静に返す。









『そんな姿で私を探してたの?』









降谷「当たり前だろ、
風呂から上がったらお前いないし…
どこ探してもお前の姿がなかった……
ここかと思ってきてみればお前はいた
俺の憎き相手のところに…」









『…そうすれば、来ないと思ってたんだけど』









降谷「行くに決まってるだろッ、
お前と話がしたかったんだ…
仲直りしたかった………






お前に…








会いたかった…」









そう言って抱きしめる、
すると少し身じろぎをしつつ背中を撫でてくれたA









『……私のためにこんなに走ってきたの?息切れしてたし』









降谷「…当たり前だ」









『…こんな姿で走ったんだ』









降谷「あぁ、通る度に白い目で見られたさ」









『ふふ、そりゃそうでしょうね』









降谷「……機嫌直してくれよ」









彼女の頬に手を伸ばしそっと撫でる。









『…今回だけは許してあげる、
私のためにここまではできるってわかったし』









彼女は俺の手に自分の手を重ねて微笑んできた









降谷「お前のためなら命だってかけるさ」









『じゃあそれは体を張って証明してよね』









降谷「もちろんそのつもりだ」









ーーーーーーーー
(『ごめんね、昴さん、またくるね』)
(沖矢「えぇ、お待ちしています」)
(降谷「行かせるわけないだろッ!調子に乗るな沖矢昴ッ!!!いや、赤井秀一ッ!!!!!」

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綺梨凪 - どれも私好みの話でキュンキュンきました!続編見たいです!これからも応援してます!(o^^o) (2018年6月12日 22時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - しいなさん» ありがとうございます…とても励みになりました!! (2018年6月12日 10時) (レス) id: 089f4bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
しいな - とっても面白いです!応援してます(o^^o) (2018年6月11日 8時) (レス) id: 17c953959e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2018年5月29日 0時

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