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3. ページ25

ーーーーー





『…ここまで酔っ払うとは…』








気づけば降谷は酔い潰れてしまった









(俺の家は荷物がもうほぼないし、降谷は鋭いからバレるよなぁ…)







頭を悩ますがすぐにいい案が思い浮かんだ









ーーー



『いやぁ、悪い悪い』








風見「別に大丈夫です」








風見を呼び出した。
降谷の部下だし安心だろう。









風見「…明日、ですか」









『………あぁ、降谷を頼む』








俺は逃げるように降谷を抱き上げ風見に押し付ける









そして立ち去ろうとするもグッと袖を引っ張り動けなくなり原因をたどると









降谷「……」









降谷が無意識に俺の袖を掴んでいるようだ









『…降谷、いい子にしてるんだぞ』









そっと頭を撫でれば眉間にシワを寄せる降谷に俺は笑う









降谷「……いく……な……」









『ッ!』









バレたかと驚くがすやすや寝ている降谷









『…俺もできればお前のそばにいたいよ、でも…
そろそろ世代交代みてぇだ








…頼んだぞ風見』









風見「……はい」









どこか納得していない風見と袖を掴んできた降谷の手を払い俺は立ち去った。









ーーーー


.






空港につき迎えが来ると聞いたのでキョロキョロしていたら









?「………久しいな」







『……!?赤井…!?』








赤井が車で迎えに来てくれたようだ






ーーー





『赤井さん生きてたんですね』








赤井「さん付けはいらない。敬語も。
生きてるとなんとなく分かっていたのだろう?」








『え、あぁ、じゃあお言葉に甘えて。
なんとなくというか、あなたにはどこか死んで欲しくなくて』









そう素直にいえば少し驚いた表情を見せ、優しく微笑み







赤井「それは嬉しいな」







新たな一面に少し距離が近くなれた気がした









それから沢山の話をした、





もちろんスコッチの話も。









スコッチの件はとても謝られた。
申し訳なさそうに、悔しそうに。









だから俺は大丈夫だと彼を慰めた。
彼はありがとうと泣きながら言った。








彼はどこかあいつに似ている。
放っておけない。
なぜかそう思った。

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綺梨凪 - どれも私好みの話でキュンキュンきました!続編見たいです!これからも応援してます!(o^^o) (2018年6月12日 22時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - しいなさん» ありがとうございます…とても励みになりました!! (2018年6月12日 10時) (レス) id: 089f4bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
しいな - とっても面白いです!応援してます(o^^o) (2018年6月11日 8時) (レス) id: 17c953959e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2018年5月29日 0時

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