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『にい……安室さん………』
兄さんと言いかけたのを飲み込んで安室さんと呟く
昴さんは気を利かせたのか、窓を開けた
沖矢「こんな時間にどうしたんですか？」
安室「それはこちらのセリフですよ。
どうしてAとお前が一緒にいるんだ」
沖矢「なぜあなたにそんなことを言わなきゃいけないのですか？」
安室「減らず口を叩くのは相変わらずだな」
沖矢「褒め言葉として受け取っておきます」
ニコニコと黒い笑みを浮かべる2人に挟まれている俺は固まって動けない。
しかも昴さん近いし、
いい匂いする
『…//』
沖矢「……おや、熱ですか？」
『へ、ち、ちがっ//』
顔を真っ赤にしている俺に気づいてそっとおでこを付けてくる昴さんにさらに顔を真っ赤になる
安室「触るなｯ!!!」
声がしたと同時にｸﾞｲｯと腕を引かれ車から降ろされた俺。
恐らく、窓が空いていたのでロックを解除して開けたのだろう。
気づけば俺は兄さんの胸の中でさらに顔が赤くなる。
久々に兄さんの体温を感じた。
匂いをこんなにも近くで感じられた。
安心する匂い。
思わず擦り寄る。
安室「…」
『ｯ…』
無言で離される
ショックということが顔に出ていたのか、
なぜか昴さんが眉間に皺を寄せた
沖矢「よろしければAさん、僕の家に泊まりに来ませんか？」
『…へ？』
沖矢「色々積もる話もありますし」
にこっと笑う昴さんはやはりかっこいい
『……い、いろいろ…我慢できるから無いので……や、やめときます…』
な、何言ってんだ俺は、顔を真っ青にしていれば昴さんはクスクスと笑い
沖矢「我慢なんて、しなくていいと言ったら？」
『………え？』
安室「…帰るぞ」
『えっ、ちょっ！』
昴さんの爆弾発言に戸惑っていると
兄さんに腕を引かれて強制的に家に連れていかれた
腕に暖かい兄さんの体温を感じながら。
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綺梨凪 - どれも私好みの話でキュンキュンきました！続編見たいです！これからも応援してます！(o^^o) (2018年6月12日 22時) (
レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - しいなさん» ありがとうございます…とても励みになりました！！ (2018年6月12日 10時) (レス) id: 089f4bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
しいな - とっても面白いです！応援してます(o^^o) (2018年6月11日 8時) (レス) id: 17c953959e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年5月29日 0時
