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罪7 ページ8

Aside

「ふぁ〜」




大きな欠伸をひとつかまして時計を見る




既に短い針は12時を指していた




「あら、もうこんな時間か〜学校行かなきゃ」





あいつらうるさいからね〜さっさと行こ〜




パパっと支度を済ませて家を出る




俺の家がどんな家かって?ふつーの一軒家だよw




一軒家に一人暮らし。




俺1人で住むにはちょいとデカすぎるかな〜





15分くらい歩いたところでちょうど学校に着く




閉まっている校門を軽く飛び越え、敷地内に入っていく




俺からしたら3mもない校門を飛び越えるなんて簡単なことさ




あいつに連絡して、玄関の鍵開けてもらおっと




A風ちゃん鍵開けといて〜



風磨やっと来たか風磨開けといてやるからいつもの場所な





いつもの場所とは屋上のことで、いつも俺とほ

か2人でたむろっている場所だ




久しぶりだなー直接会うの




ゆっくりゆっくり歩いていく




玄関の前まで来ると、約束通りしっかり鍵は開

いている




さっすが!風ちゃん!ここの鍵、結構セキュリ

ティしっかりしてんだけどな〜




すんなり玄関を通り、屋上へ向かう




ギィー




サビた屋上のドアをゆっくり開ける




風磨「遅せぇよばか」




『ごめんごめん』




俺はニコニコしながら謝る




彼は菊池風磨、情報屋で俺が黒狼だと知ってい

る2人のうちの1人だ




まだもう1人は来ていないらしい




風磨「はぁ、もういい お前飯食ってるか?」




なんでバレちゃうかな〜ほんとよく見てるよな





『んー、いつも通り』




俺は軽い拒食症だからほとんど飯は食べない




風ちゃんはいつも会うとそれを心配してくれる




ありがたいし、そんな風ちゃんの隣は居心地がいい




風磨「これやるから食え」




風ちゃんは小さい一口サイズのゼリーを何個か

くれる




『ん、いつもありがとーね』




俺より少し高い位置にある風ちゃんの頭を撫で






風磨「はいはい」





すると、風ちゃんも撫で返してくる





『風ちゃん風ちゃんぎゅーってして』





風磨「はいはい」





風ちゃんはぎゅっと抱きしめてくれる




風ちゃんとは同い年だけど、風ちゃんはお兄ち

ゃんみたいですごく安心する





いつもありがと





風ちゃんをぎゅっと抱きしめながら心の中で言

った

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(プロフ) - 面白いと言ってもらえて光栄です!更新頑張ります! (2018年7月1日 18時) (レス) id: 381bea4092 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - こんなお話待ってました!面白いです!更新楽しみに待ってます!頑張ってください!! (2018年5月25日 23時) (レス) id: e18a1efe8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2018年4月2日 16時

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