心赴くままに【HxH】

4.歓喜？ ページ5

Aside

？「お前が鬼の子か？」



鬼の子、ね。


『そうだよ』


私が、前に出ると、動物たちが私の周りを取り囲んだ。



どうして、、


『なんで？！私より後ろにいてって言ったのに』


「ボク達にも守らせてよ、A。」



「もう、見てるだけは嫌なんだ」



みんな…


『ありが、と』


？「お前何と話してるね」


？「動物と話せるのか？」


『話せるよ。あなた達は何しにここへ？』



大丈夫、私にはみんながついてる。



自由に、なるんだ。


？「鬼の子とやらに興味があってな。」


『村の人たちは？』


？「全員もうこの世にはいない」


いないんだ、


これで、、


私の口角は自然と上がった。


『ありがとう、盗賊さん』


？「ｸｸｯ、面白いやつだ。人をあやめてお礼を言われるとはな」


楽しそうに笑うオールバックの人。



あ、でも村の人たち全員をやったってことは、私も、？



それは困るなぁ

これからなのに


？「お前はこれからどうするんだ？」


どうする、


『んー……思うままに生きる』



誰にも、何にも縛られずに


？「そうか、俺らがここでお前をやる、と言ったら？」



『それは困る。だからやめてね』



？「ｸｸｯ、面白いやつだ。俺らと一緒に来るか？」



この人たちと、一緒に？


ﾌｪｲ「団長、本気カ？」


ｸﾛﾛ「俺達は盗賊だ。欲しいものは自分で奪う。だからお前を仲間にする。拒否するならここでお前をやる。」



つまり、拒否権はないと？



『ふふっ、おうぼうだよwいいよ。仲間になってあげる。その代わり、私は自分の思うままに生きるよ』



ｸﾛﾛ「ああ、交渉成立だ。俺はクロロ=ルシルフル」



『私はA=リベルタ』


差し出された手を握る。


ﾋﾟｰﾁｬﾝ「A、行くのか？」


寂しそうな顔をするぴーちゃん。


『寂しいの？ぴーちゃんも一緒に来る？』


ぴーちゃんは小さい時からずっと一緒にいるからね。


ﾋﾟｰﾁｬﾝ「え、いいのか？！行く！」


『ふふ、おいで』


ぴーちゃんは嬉しそうに私の肩にのる。



『みんな！元気でね！』


「Aこそ！また遊びに来てよ！」


「いつでも待ってるからね！」


動物たちに挨拶して、森をあとにした。

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