13.驚き ページ14
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「これは、驚いた。」
わしは、今ありえないような光景を目にしとる。
いつもの様に、森を散歩しておると、ミケが珍しく、体を丸めて寝ておった。
それだけならまだ良かったんじゃが、その上には小さな女の子が乗っておる。
ミケも上の女の子も気持ちよさそうに寝ておるんじゃ。
というか、この子の髪の色…
いや、まさか、な。
あれは伝説じゃろう。
しかし、不思議なオーラをしとる子じゃのう。
というか、この子はどこから入ったんじゃ?
イルミの連れかのぉ?
そんなことを考えておれば、早速…
「イルミ。そこにおるんじゃろう?」
そう問うと、出てくるイルミ。
「この子はお前の連れかのお?」
イルミ「A起きて。」
『んん、』
少女の目が開く。
『あれぇ?イルくん?なんでいるのー?』
寝起きからか、少し舌っ足らずな口調で話す。
イルミ「迎えに来るって言ったでしょ。なのになに寝てんの」
『んー、ごめんねぇ。ミケが気持ちよくて…』
ミケの頭を撫でる少女。
『あ、ミケ。起こしちゃった?ごめんね』
ミケの上から降りて、ミケと目線を合わす少女。
少し、表情が柔らかい。
あのミケがのぉ。
珍しいこともあったもんじゃ。
『あれ?そっちのおじいちゃんは?』
あ、わしか?
『わしは、イルミの祖父のゼノじゃよ。』
『じゃあ、ゼノじいちゃんだね!私はA!』
イルミ「もういいでしょ、行くよハヤテ。」
面白い子じゃの。
ミケに、イルミまでとは…
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颯(はやて)(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!!励みにして頑張ります! (2019年1月12日 23時) (レス) id: 381bea4092 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 更新量ヤバたん。 お疲れ様です!!応援してますよ! (2019年1月12日 22時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
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