迷子の迷子の子猫ちゃん ページ8
A、絶賛迷子中です。
なんでこんなことになったかと言うと……
＿＿＿
数十分前に溯る。
私は午後から猛とデートの約束をしてた。
それなのに、急にドタキャンされたんだ。
なんか、午前中喧嘩してたヤツらとはまた別に喧嘩になったからって、、
私はデートを楽しみにしてたのに、ドタキャンされて頭にきた。
それも電話で。
「悪ぃ、A。行けなくなった」
猛が言ったのはただそれだけ。
『もう猛なんか知らないっ！ばーか！』
そう言って切ってやった。
やけくそになって、適当に歩いてたんだ。
そして冒頭へ戻る。
＿＿
気づいたら知らない土地に来てた。
あー、どうしよ。
啖呵切ったぶん、猛に連絡する訳にも行かないし…
少し戸惑うA。
ぷらぷらととりあえず歩く。
そしたら、前から来た3人のツッパリの1人にぶつかった。
「おい嬢ちゃん。ぶつかっといてなのん謝罪もなしか？ああ？」
「お？なかなかマブイじゃねぇの」
「俺らについてきてくれたら許してやってもいいぜ」
あー、めんどくさいのに絡まれた。Aはそう思った。
相良は、常々知らない奴について行くなと言い聞かせてきた。
その教えを守るかのようにその場を動かない。
『えっと、離してくれません？』
そういった所で素直に離してはくれないだろう。
「だーかーら！俺たちについてきてくれるなら離すっての！」
んー、困った。Aは迷った。
喧嘩ができない訳では無いが、好きなわけじゃない。誰か通りかかるの待つか。
のんびりと考えていた。
ツッパリたちの声を無視する。
「おい！無視すんじゃねぇよ！！」
ついに、キレたツッパリに腕を掴まれる。
痛いなぁ…
あ、あそこの金髪とツンツンに助けてもらおう。
『助けてー(棒)』
「あ？お、マブイ姉ちゃんじゃん」
「助けてっつってるぞ？」
「仕方ない、この三橋様が助けてやろう」
ツンツンと金髪がツッパリ達を投げ倒してくれる。
おー、強いねー
でも、猛の方が…
って、あんなやつどうでもいい。
思い出して、また不機嫌になるA。
「あ？なんで不機嫌なんだ？助けてやったじゃねぇかよ」
『あ、ごめんねー。ありがとー(棒)』
感情のこもらない声でそう言う。
「感情こもってねぇな。てかあんたこんな所でなにしてんの？」
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颯(はやて)(プロフ) - 愛菜さん» おお〜！！いいですねそれ！書いてみますね！ (2020年8月25日 20時) (
レス) id: 381bea4092 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - 相良くんの慌ててるとこも見たいですし、意外にお兄さんみたいな対応してるのもヨシ！って思ってます(笑)ﾋﾛｲﾝちゃんはチビさがに喜んでお世話とかしてたりしそうですかね〜↑↑ (2020年8月24日 21時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - 颯(はやて)さん» こんばんは！これからも読めるなら嬉しいです↑↑颯さんのペースで結構なのでよろしくお願いします。リクエストですか〜…夢落ちでいいのでﾋﾛｲﾝちゃんが小さくなったor相良くんが小さくなっちやったお話とか見てみたいです！！ (2020年8月24日 21時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
颯(はやて)(プロフ) - 愛菜さん» 余裕がある時に更新していきたいと思ってます！お待たせしちゃってすいません。リクエスト等あれば言ってください！(ネタが…←) (2020年8月24日 21時) (レス) id: 381bea4092 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - 颯(はやて)さん» こんばんは！ｺﾒﾝﾄありがとうございます。溺れるくらいに愛されたいですね(笑)このお話に出会えたのは奇跡だと感じてます！！！これからもここのお話を楽しみたいのですが、更新ありますか？？ (2020年8月22日 21時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：颯 | 作成日時：2019年1月11日 20時
