アルビノの天使 (ページ18)

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天使17 ページ18

心珀side

しばらくWESTのみんなと一緒にいたら、おじいちゃんが迎えに来た。

「心珀、楽しかったかい？」

『うん！』

「このままできそうかい」

『うん。あのね、おじいちゃん。1つお願いがあるの。』

ジャニーズに入ったら、テレビに出ることが多くなる。だから、みんなに僕の容姿を見られるのが怖いんだ。。

僕は弱いから…

『変装、してもいいかな…』

「変装か…心珀、それは後々言いづらくなるだけだよ？それでもいいの？」

『うん…僕の覚悟が出来るまで…ごめんね、おじいちゃん』

「いや、心珀が決めたことならいいよ。」

『ありがとう、おじいちゃん』

「明日には用意しとくよ」

僕、おじいちゃんに甘えてばっかだなぁ。

弱虫な僕のために、おじいちゃんが用意してくれた場所。

僕のための居場所。

ジャニーズWESTも僕を暖かく迎え入れてくれた。

僕は自分の容姿が嫌いだ。

でもおじいちゃんは、秀くんは、WESTは、認めてくれた。

こんな僕でいいんだって言ってくれた。

みんなの期待を裏切らないために頑張らなきゃ。

もう少し待ってて。

絶対強くなるから。

自分の容姿に胸を張れるように。