アルビノの天使 (ページ14)

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天使13 ページ14

心珀side

はぁぁぁあ！緊張する…

今からジャニーズWESTに会う。テレビの中の人と会うなんて……

大丈夫、かな、。僕の容姿、受け入れて貰えるかな…

これが一番不安だった。今まで散々蔑まれてきた容姿をさらけ出す。

正直言うと怖い。
いや、大丈夫。大丈夫。

「心珀、大丈夫かい？」

おじいちゃんは僕の様子に気づいて声をかけてくる。

いけない！心配させちゃダメだ

『大丈夫だよ！』

「そうかい。じゃあ来るまで会議室で待ってようか」

『うん！』

しばらくして、コンコンと扉をノックする音が鳴った。

「ジャニーズWESTです」

「入ってきていいよ」

バクバクとなる心臓を抑える。

「失礼します」

少し緊張きた面持ちで7人が入ってきた。
僕の目には、すごく輝いて映った。

『本物だ…』

「あの、ジャニーさん。俺たちに話って…？」

「まぁ、先に座りなさい」

7人が席に着いたのを見ると、おじいちゃんが口を開く。

「実はね、君たちのグループに八人目を入れたいんだ」

「八人目、ですか…」

各々驚いたような顔をしている

「今の俺らじゃあかんってことですか！」

照史くんが怒ったような、悲しそうな顔で訴える。

「いや、そうじゃない。ボクの大事な子を君たちのグループに入れてやって欲しい。」

そう言ったおじいちゃんは、深深と頭を下げる。

「え、ちょ…ジャニーさん！頭上げてくださいっ！」

今度は淳太くんが焦ったように立つ。