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天使6 ページ7

心珀side

「心珀ー、起きろー」



『んんぅ、』



僕が気持ちよく寝ていると、秀くんが起こしに来た。



「朝ごはん食べるぞ」



「んー、はぁい、、」


重たい体を引きずって、起き上がる。



リビングに行くと美味しそうな匂いが漂っていた。


『これ、秀くんが作ったの?!』



「おう!ほら座れ」



椅子を出してくれる。


めっちゃ美味しそう…



『いただきますっ!』


ŧ‹”ŧ‹”


秀くんの作った朝ごはんを食べる。


『おいしーっ!秀くんすごいっ!』



「ははっ((笑 ありがとう」


にこにこと嬉しそうに笑う秀くん。


秀くんのご飯は美味しくて、あまり食べれない僕でも沢山食べられた。


『ごちそうさまでした!』


あー、おいしかった!


「これからどこか行くか?」


『え、いいの?!』


「おう。今日は休みだしな」


秀くんとお出かけかー!

誰かとお出かけなんて初めて、だなぁ



「どこ行きたい?」


んー、どこ、…


『動物、園…』


いい、かな?


「動物園か、いいな。準備して行くぞ」



え、いいの?

やった、!


『はーい!』


おじいちゃんに買ってもらった紫外線を遮る服に着替える。


アルビノは日に当たれないから…


でもこれ着てれば大丈夫だって、おじいちゃんが!


『着替えたよー!』



「おし、じゃあ行くか」


『うん!』



秀くんの車に乗って動物園に移動する。



僕、動物園って初めてなんだよね…


動物好きだから1回行ってみたかったんだ



「ほら着いたぞ」


動物園に到着し、車を降りる。



平日の朝だからか少し車は少なかった。


「すいてるな。行こっか」


秀くんは僕の手を引いて歩き出す。



僕に歩幅を合わせてくれているのかゆっくり歩いてくれる。



動物園の中に入るとたくさんの動物がいた。



『わぁ!すごいっ!いっぱいいる!』



「動物園だからな((笑」



くるくると周りを見渡す。



「何から見る?」


『んー、うさぎ!』



興奮しながら、うさぎのコーナーまで歩く。


うさぎのコーナーまで着くと、うさぎがいっぱいいた。



『わぁー!かわいいー!』



僕がそう言うと、なぜか秀くんはうさぎじゃなく、僕の頭を撫でる。


なんで?


少し疑問に思ったが、気にせずうさぎを触る。



『すっごいもふもふー!』


僕の傍にたくさんのうさぎが寄ってくる。



「楽しいか?」



『うん!すっごい楽しい!』

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作者名: | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年1月6日 12時

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