天使11 ページ12
心珀side
masaさんとのレッスンが終わって、社長室に戻った。
「心珀どうだった？」
社長室に戻ると、おじいちゃんが声をかけてくる
『楽しかったよ！！』
「そうかそうか」
「午後からは歌のレッスンがあるが、大丈夫かい？」
『大丈夫だよ！』
歌かー、歌は結構好き！
午後までたわいもない話をしながら、お昼ご飯を食べたりした。
ｺﾝｺﾝ
「失礼します」
「お、来たね。」
男の人が入ってきた。
歌のレッスンやってくれる人かな？
「君が心珀くん？」
『はいっ！』
「俺は、小林ゆうすけ。よろしくな」
カッコイイ声だなぁ。
小林さんの声は、すごく聴きやすくて、心地がよかった。
「じゃあ、行こっか。」
「がんばっておいで」
『うん！』
おじいちゃんに返事をして、小林さんの後に続いて、社長室を出る。
「ここがレコーディング室だ。早速だけど、少し声出ししよっか。」
喉を開くため？に喉のストレッチをやるらしい。
それが終わると、小林さんに褒められた。
「うん、やっぱり綺麗な声だね。」
『あ、ありがとうございますっ！』
「じゃ、歌ってみよっか。歌いたい曲とかある？」
歌いたい曲、、
All my love、かな。
『ジャニーズWESTのAll my love…』
「おっけーじゃあ、かけるね。」
＿＿＿＿
All my love
今の僕が笑えるのは
そうAll my love
あなたがいたから
(((ry
＿＿＿
はぁあ！気持ちよかった！
この歌好きなんだー
「……」
小林、さん？
口を開けてぽかんとしている。
「綺麗な声だとは思ったけど、ここまでとは…」
よかった、のかな？
『今ので大丈夫、でしたか？』
「大丈夫もなにも完璧だよ！」
そんな、完璧だなんて…
『ありがとう、ございます((ﾆｺｯ』
褒められるのは少し、照れくさいけど嬉しかった。
「もう一曲いってみよっか。この曲歌ってくれる？」
今度は小林さんのリクエストで歌う。
2、3回CDを聞いただけだから、不安だけど…
少し、ハイテンポな曲。
＿＿＿
君の瞳に恋してる
君が笑うだけで僕は幸せだった
君とすごした日々は忘れない
君は君の道、僕は僕の道
自分自身で決めた道を歩こう
明日に向かって
＿＿＿＿＿(適当に考えた歌詞ですw)
「うん！さいこーだよ！」
「次は俺とデュエットしよっか！」
『はい！』
ハモリも主旋律も楽しいな…
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