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今日はジョングクに吸血を教える日。
いつもの場所に行く。大きな崖の下。自. 殺スポットと言われている場所。
だんだんと強くなる血の匂いに、唾をごくりと飲んだ。
私はいつもここで吸血する。崖から飛び降りた人から血をいただく。街に出て狩りをすることもできるけど、それはしない。
自. 殺した人の死体から吸血する。
「ジョングク。ここに噛みついて歯を刺してから、吸うの」
『………っ』
「ほら、やってみな」
首をぶんぶん振るジョングクの前でお手本のように私が吸血する。
嗚呼、美味しい。喉が潤っていく。
美味しそうに飲む私を見て、ジョングクの喉が上下に動いた。
『血なんて吸いたくないっ』
「大丈夫、飲むと気持ちいいよ」
『やだぁっ』
逃げるように走り去っていったジョングクに、私は追いかけなかった。
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鹿(プロフ) - 主人公の過去辛すぎ… (10月21日 14時) (レス) @page17 id: 863a392126 (このIDを非表示/違反報告)
むうこ(プロフ) - 更新楽しみにしています!! (9月23日 9時) (レス) @page15 id: 83033cc6ce (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 良かったグクが無事で…主人公も性格が良さそう (8月28日 20時) (レス) @page8 id: 863a392126 (このIDを非表示/違反報告)
BiBy(プロフ) - 鹿さん» コメントありがとうございます♫絶体絶命です!!^ ^ (8月28日 8時) (レス) id: a3b1bf1780 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - グク…大丈夫か!? (8月27日 22時) (レス) @page6 id: 863a392126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:BiBy | 作成日時:2023年8月26日 18時