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仕事を辞めて韓国に飛び立った私は、彼のマンションの前に立っていた。何度も来たことがあるけど、今日は何故か緊張していて道を間違えた。
インターホンを押すと、どうぞ〜って声が聞こえて目の前にあったドアが自動で開いた。エレベーターで上がって彼の部屋のインターホンを鳴らす
すると、ドッドッドッって廊下を走ってくる音が聞こえてすぐにガチャンと扉が開いた
スーツケースを持った私を見て、大きく抱きしめてくれる。いつもみたいに強く
会いたかったって連呼するのは、彼の癖だと最近知った
部屋に入ると、綺麗に整えられたリビングが見える。それにしても、一人で住むには広すぎる。何部屋も繋がっていて、使ってないように見える部屋もある
「好きな部屋使っていいよ」
私の手を握りながら、振り返った彼がニコッと笑う。1番奥の部屋を選んで荷物を運ぼうとしたら、僕がやるよって頼もしい
私のスーツケースを押しながら前を歩く彼の背中は、男らしくがっしりしてる。
荷解きを終えて、リビングに行く。ソファに座っていた彼の隣に座ると、腰に手を回されて引き寄せられる
さっきからずっと嬉しそうに笑う彼は、MVやタルバンでは見ない顔
私が忘れたピアスをつけている彼は愛おしくて、
これから始まる生活が楽しみで仕方なかった。
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あぽ(プロフ) - かわうそさん» ありがとうございますー！ぜひぜひ、楽しんでください！！ (2021年5月29日 22時) (
レス) id: a3b1bf1780 (このIDを非表示/違反報告)
かわうそ - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！ (2021年5月29日 13時) (レス) id: 2b3a05bb5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぽ
| 作成日時：2021年5月28日 10時
