Ten ページ10
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目を覚ますとベットの上にいた。閉められたカーテンの隙間から除く太陽光が眩しい
隣にはすやすや寝てる彼がいて、細くて白い腕が私の頭の下にある。もう一方の腕は私の腰に回されていて、がっちりホールドしてる。寝てるのに。
半分くらいのペットボトルとぬるくなったタオルが机の上にあって、ずっと看病してくれてたんだなって優しさが伝わる
そっと起こさないように起き上がってベットから降りようとしたら、私のシャツの袖をぎゅって握ってきた。
「ジョングク?」
そう尋ねても返事はなくて気持ちよさそうに眠ってる。
多分、反射的に掴んだんだと思う。無意識に
あかちゃんがお母さんの指を掴むみたいな
大きな体をして、私なんか軽々しく持ち上げちゃう彼だけど
本当は寂しがり屋で、甘えん坊な姿を知ってるのは
わたしだけの特権
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あぽ(プロフ) - かわうそさん» ありがとうございますー!ぜひぜひ、楽しんでください!! (2021年5月29日 22時) (レス) id: a3b1bf1780 (このIDを非表示/違反報告)
かわうそ - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2021年5月29日 13時) (レス) id: 2b3a05bb5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あぽ | 作成日時:2021年5月28日 10時