22話 ページ23
うらたさんの部屋、志麻さんの部屋、坂田さんの部屋、センラさんの部屋、私の部屋、トイレ、お風呂場、エトセトラ…
色々な部屋の案内をされたあと、再び先程までいたリビングに戻ってきた
最初と同じように、うらたさんと坂田さんが1人用のソファに座り、私を挟むようにして、志麻さんとセンラさんの3人で大きめのソファに座った
少し落ち着いてから、入っていい部屋と入ってはいけない部屋の説明もされた
う「分かりやすいように、入ったらいけないところはドアノブの所に何か掛けとくから、それ見て判断しろ」
『分かりました』
正直、口だけの説明なので理解出来ない所もあり、それが顔に出ていたのか、うらたさんが案を出してくれてた
志「まぁ、基本的に、此処と自分の部屋とお風呂場とトイレぐらいしか行かないかもやけど、一応ね」
坂「あ!もちろん、俺らんの部屋に来ても全然ええからな!」
『は、はい…?』
どんな時に行くべきなのだろう、と考えながら曖昧に頷いた
う「次は内のルールだな」
セ「そうですね」
センラさんが相槌を打つとうらたさんは頭を掻きながら苦笑していた
う「まぁ、なんだ。簡単に言えば、『働かざる者食うべからず』だな」
『え…』
予想外の返答で思わず間抜けな声が出た
志麻さんが笑いながらうらたさんの補足をしてくれた
志「仕事はもちろんやけど、俺らは家事とかも分担しているんよ」
坂「センラが1番分かりやすいな。さっきもだったからなんとなく分かると思うけど、センラは料理担当なんよ」
セ「で、他の人は運んだり、食器の片付けを担当。もちろん、それだけやないで?掃除や洗濯も、ローテーションで分けとるしな」
俺はほぼ全部やっとるけどな、といいセンラさんは苦笑していた
う「で、お前には、主にこの家の掃除をして欲しい」
この家と言われても、先程案内された時周ったが、相当の広さがあった
今居るのが1階で、2階に客室やよくわからない部屋、地下にも《殆どが入ってはいけない部屋だったが》部屋がある
この家をまさか1人で掃除するの?と心の中で顔を引きつらせつつ、なんとか頷く
志「もちろん、此処の生活に慣れてからな?」
坂「最初のうちは、俺らの手伝いだけでええし、流石に毎日、全部の部屋を掃除してってわけやないから安心して!」
『わかりました』
毎日、全部の部屋をしなくていいと言われ、思わずホッとする
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怜莉(プロフ) - ちょこさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなりすみません……。更新出来るように頑張りますね! (2020年2月6日 22時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年1月13日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 美咲さん» コメントありがとうございます!こんな駄作を楽しく読んで頂いて嬉しいです……!了解しました!今日中に結論を出したいと考えています! (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます!こんな駄作を楽しく読んで頂いて嬉しいです…!なるほど、その場のヒントを出すと言うてもあるんですね!検討させて頂きます!今日中に結論を出したいと考えています。 (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 星宙☆*:さん» コメントありがとうございます!作者のことを考えて頂きありがとうございます…!思わず涙を流しました……。今日中に結論を出したいと考えています! (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜莉 | 作成日時:2018年11月29日 12時