14話 ページ15
うらたさん達は【USSS】と言う名のグループの殺し屋だと言う事
うらたぬき、志麻、坂田、センラと言う名が殺し屋の間で呼ばれているコードネームという事
殺し屋の中では、そこそこ有名だと言う事
うらたさん達は、一般人の依頼は基本的に受けない事
裏社会の人たち以外は殺さない事
色々話してくれた
う「こんなもんか?」
坂「まぁ、そんなもんやと思うで」
話している間に、正していた姿勢がいつの間にか、皆んな崩れていた
うらたさんは、腕と足を組んで背もたれに寄りかかっていた
坂田さんは、詰まらなくなったのか、テーブルの上に顎を乗せていた
志麻さんは、テーブルに肘を付きその上に顎を乗せ、何故かこちらを、うらたさんが話している間ずっと見ていた
センラさんは、足を組んでその上で手遊びをしていた
かく言う私も、背筋がいつの間にか猫背になって、背もたれに寄りかかっていた
志「質問とかあったら言ってな。なんでも答えたるから」
セ「もっとも、答えられるもんだけですけどね」
志麻さんがニッコリと微笑んでいるのとは対照的に、センラさんは苦笑していた
『どうして、一般の人の依頼をうけないのですか?』
う「基本的に、一般人が持ち掛ける殺しの依頼は、嫉妬から来る物が多いんだよ」
志「たかだか、1人の人間の嫉妬で、1人の人間の人生が狂わされるのは間違っとるって、少なくとも俺たちは思うから受けないんよ」
坂「勿論、話を聞くだけは聞くよ?でも、基本的に全部断っとるんよ」
セ「俺が、あんたを殺さんかったんは、半分くらいこれが関係してるんよ」
なら、もし………
『……お金があれば、殺してましたか?』
言葉に出すつもりのなかった事が口を突いて出てきた
セ「それはない。仮に、一般人の誰かにあんたを殺して欲しいって依頼が巨額で来ても受けへん」
センラさんは、直ぐに否定し、その声色は少し怒っている感じがした
う「俺たちは、お金の為に殺し屋をやっているわけじゃない」
『なら、どうしてですか?』
志「俺たちが殺し屋をしているのは、この国を正す為や」
『正す?』
それが合図という様に突然、うらたさんは真面目な顔になり、坂田さんは体を起こし、志麻さんは肘を付くのをやめ、センラさんは足を組み替えるだけだったがその上での手遊びをやめていた
う「この国は世間から見ても他国から見ても、戦争も無く、事件も少ない平和な国として見られている。……表面上はな」
『表面上?』
1168人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
怜莉(プロフ) - ちょこさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなりすみません……。更新出来るように頑張りますね! (2020年2月6日 22時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年1月13日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 美咲さん» コメントありがとうございます!こんな駄作を楽しく読んで頂いて嬉しいです……!了解しました!今日中に結論を出したいと考えています! (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます!こんな駄作を楽しく読んで頂いて嬉しいです…!なるほど、その場のヒントを出すと言うてもあるんですね!検討させて頂きます!今日中に結論を出したいと考えています。 (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 星宙☆*:さん» コメントありがとうございます!作者のことを考えて頂きありがとうございます…!思わず涙を流しました……。今日中に結論を出したいと考えています! (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:怜莉 | 作成日時:2018年11月29日 12時